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近ツー、読売旅行と販売提携、共同販売キャンペーンなども検討へ

  • 2005年1月11日
 近畿日本ツーリストは11日、読売旅行と国内、および海外旅行商品の販売提携を行うと発表した。読売旅行は国内についてはバス旅行を中心に年間約550万人の取扱実績を持ち、海外は極地クルーズなどテーマ性の高い商品が特徴。また、近ツーはグループ会社を含む300ヶ所の販売店舗で国内のメイト、海外のホリデイの主催旅行、およびECCなどを強みとする。両社は今後、共同で販売キャンペーン、航空機やJR、ホテル、観劇等のチャーターや共同販売を行う。また、近ツーはメイトとホリデイの販売システム「旅丸パック」を読売旅行18店舗に導入し、今後、拡大に向けて話し合うほか、ホリデイをOEM商品として供給する。
 なお、近ツー、読売旅行とも販売目標等については明らかにしていない。ただ、読売旅行は国内と海外の割合が9対1と圧倒的に国内が強く、「海外旅行が相互補完的になること」を期待している模様だ。