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東急観光、独立系投資会社の傘下に、東急電鉄が株85%を売却

  • 2004年3月26日
 東急観光の親会社である東京急行電鉄は東急観光の株式85%を独立系の投資会社であるアクティブ・インベスティメント・パートナーズ株式会社(AIP)に売却する。譲渡株式数は9114万5000株で、価格は24億9000万円。残りの株式1604万5910株は東急電鉄が所有し、「東急観光」の商号は継続する。
 東急観光の抜本的な経営改善の検討を進めていた東急電鉄と、得意分野である法人向け需要にターゲットを絞り、経営価値を高めると提案したAIPの目的が一致し、株式の譲渡が決定した。東急観光とAIPとの間で具体的な方策に関する協議は開始されており、譲渡日の3月31日以降に発表する予定。
 なお、東急観光は3月26日に開催された定時株主総会及び取締役会を開催。取締役社長の野溝憲彦氏の退任と取締役の金子家治氏の取締役就任を決定した。
金子氏は昨年1月から、東京渉外営業事業を行う東急ナビジョン株式会社の取締役社長を務めている。