東京空港交通は2月27日、羽田空港／成田空港間の路線で、車いすのままで乗車可能なリフトまたはエレベーターを搭載した車両の運行を開始した。同社にとっては4路線目のバリアフリー対応路線となった。予約優先で1名まで車いすのまま乗車可能で、車内には専用スペースを設けている。羽田空港では国際線ターミナル、第1ターミナル、第2ターミナルいずれも利用可能だが、成田空港では第3ターミナルのみ車いすでの乗り降りができないという。

　なお、すでにバリアフリー対応している「東京駅（鉄鋼ビル）／東京シティエアターミナル／成田空港」路線でもリフトまたはエレベーターの付いた車両の運行便数を大幅に増加しており、4路線合計の運行便数は1日56便となった。今後も路線と便数の拡充を進めていく方針だ。