11月の航空需要は3.1%増、中東とアジア太平洋が堅調

  • 2020年1月12日(日)

 国際航空運送協会(IATA)によると、2019年11月の国際線と国内線を合計した航空輸送の実績で、旅客需要の大きさを表す有償旅客キロ(RPK)は前年比3.3%増となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.8%増と抑制的で、ロードファクターは1.1ポイント増の81.1%となった。

 国際線はRPKが3.1%増、ASKが0.7%増となり、ロードファクターは1.8ポイント増えて80.1%と8割を超えた。RPKをエリア別で見ると、中東が7.4%増と大きく伸びたほか、市場規模の大きなアジア太平洋も3.9%と伸長して全体を牽引した。ロードファクターが最も高かったのは欧州の83.8%だった。

 国内線では、RPKが3.5%増となった一方、ASKも3.8%増でロードファクターは0.2ポイント減の82.8%。国別ではインドのRPKが11.3%増と2桁増を記録し、ロードファクターも5.1ポイント増の89.4%となった。日本はRPKが3.7%増、ASKが2.2%増でロードファクターは1.1ポイント増の78.7%であった。

IATA 2019年11月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+4.9%+2.8%70.3%+1.4pt
アジア太平洋+3.9%+2.8%79.9%+0.8pt
欧州+1.2%-1.1%83.8%+1.8pt
ラテンアメリカ-0.3%-1.8%82.1%+1.3pt
中東+7.4%+0.0%73.2%+5.0pt
北米+2.3%+1.6%81.2%+0.6pt
合計+3.1%+0.7%80.1%+1.8pt

IATA 2019年1月~11月 国際線需要動向

方面RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
アフリカ+4.9%+4.5%71.2%+0.3pt
アジア太平洋+4.5%+4.2%80.8%+0.2pt
欧州+4.4%+3.8%85.7%+0.4pt
ラテンアメリカ+3.4%+2.0%82.9%+1.1pt
中東+2.2%+0.2%76.2%+1.5pt
北米+3.7%+2.2%84.0%+1.2pt
合計+4.0%+3.2%82.0%+0.7pt

IATA 2019年11月 国内線需要動向

市場RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア+1.1%+0.2%83.2%+0.8pt
ブラジル+1.4%+2.5%82.7%-0.9pt
中国+5.3%+4.7%83.2%+0.5pt
インド+11.3%+5.0%89.4%+5.1pt
日本+3.7%+2.2%78.7%+1.1pt
ロシア+2.4%+4.7%80.0%-1.8pt
米国+2.4%+4.4%83.7%-1.6pt
合計+3.5%+3.8%82.8%-0.2pt

IATA 2019年1月~11月 国内線需要動向

市場RPK
前年比
ASK
前年比
L/FL/F
前年比
オーストラリア+0.2%+0.0%80.1%+0.1pt
ブラジル+0.3%-1.7%82.6%+1.6pt
中国+8.3%+8.7%84.9%-0.3pt
インド+5.4%+4.6%87.2%+0.7pt
日本+4.1%+2.9%74.1%+0.8pt
ロシア+7.0%+7.3%83.6%-0.2pt
米国+3.9%+3.3%85.4%+0.5pt
合計+4.4%+4.1%83.8%+0.3pt
◯有償旅客キロ(Revenue Passenger Kilometer、RPK)=運航距離×有償旅客数
◯有効座席キロ(Available Seat Kilometer、ASK)=運航距離×座席数
◯ロードファクター(Load Factor)=RPK/ASK

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