訪日外客数、9月は5.2%増の228万人、韓国急減も他市場が好調

  • 2019年10月16日

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年9月の訪日外客数(推計値)は前年比5.2%増の227万2900人となった。8月は2.2%減と11ヶ月ぶりの前年割れとなったが、プラスに転じた。

 関係悪化が懸念される韓国は、前年が47万9733人であったところから20万1200人と58.1%減の急減。一方、他の重要19市場は前年を上回った。訪日外客数が多かった上位5ヶ国は、韓国を除くと中国、台湾、香港、米国、タイの順で、これら5ヶ国の増加分は合計27万3385人で、韓国の減少分27万8533人をほぼ相殺している。