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箱根、登山鉄道車両でカフェ開業、鈴廣かまぼこの里

 箱根の玄関口に位置する、「鈴廣かまぼこの里」(神奈川県小田原市風祭)に9月8日、箱根登山鉄道の引退車両を活用したカフェ、「えれんなごっそ CAFÉ107」がオープンした。

えれんなごっそCAFE107

 大正、昭和、平成、令和を100年近く走り続け、今年7月に引退した箱根登山鉄道モハ形107号で軽食が楽しめる。車両は、強羅からトレーラーで輸送され、到着後はクレーンでレールの上に設置された。

 店舗とテラス、車両の3つの食事スペースがあるカフェで、鈴廣が手がける箱根ビールや、箱根コーヒーなどのほか、ちくわパンやかまぼこサンドイッチなど、かまぼこ店ならではの特性メニューが楽しめる。

 鈴廣かまぼこの里は、かまぼこ商品を販売する鈴廣蒲鉾本店や干物など箱根の物産土産店、レストランやかまぼこ博物館などを併設するかまぼこテーマパーク。博物館ではかまぼこやちくわづくり体験ができる。

 カフェは既存のレストラン、「えれんなごっそ」の隣にできた。「えれんなごっそ」は、「いろんなごちそう」の意味。


情報提供:トラベルニュース社