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JTB、日本美食と資本業務提携、スマホ決済や集客を推進

  • 2019年9月9日

 JTBはこのほど、訪日外国人旅行者向けの飲食店予約サイトを運営する日本美食との資本業務提携を発表した。訪日客のキャッシュレス決済のための環境整備や、地域の観光資源の海外向けプロモーションなどを推進する。出資額などは明らかにしていない。

 具体的にはJTBグループが契約する観光施設や免税店などに、日本美食が提供する、国内外20種類の決済手段を1つの決済方法に統一したゲートウェイサービス「TakeMe Pay」を導入。あわせて、日本美食が提携する海外メディアで各地域の観光資源などを紹介する。「TakeMe Pay」は、JTBが全国の空港などで運営するツーリストインフォメーションセンター(TIC)にも導入する。

 そのほか決済データを分析するとともに、データを活用したコンサルティングなどのサービスも提供。なお、両社はすでにJTBの訪日客向け観光ガイドアプリ「JAPAN Trip Navigator」の飲食店予約機能に関して提携している。