旅工房、19年度1Qは各利益が黒字に、個人・法人ともに好調

  • 2019年8月22日

 旅工房はこのほど、2020年3月期第1四半期(19年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。売上高は前年比43.3%増の79億7700万円、営業利益は1億800万円(前期は9400万円の損失)、経常利益は1億800万円(同9600万円)、四半期純利益は7100万円(同6800万円)で、各利益が前年度の赤字から黒字に転じた。売上原価は41.1%増の68億2922万円、売上総利益は57.7%増の11億4800万円、販管費は28.5%増の2億300万円だった。

 同社によると、個人旅行はアジアを中心に「安近短」方面が予約システムの機能強化と商品拡充により大きく増加。欧州などの長距離方面も好調だったという。法人旅行も企業の業務渡航やMICE案件の受注が好調。セグメント別の業績については発表していない。

 通期の業績については前回の発表を据え置き、売上高は36.5%増の400億円、営業利益は8.6%増の3億5100万円、経常利益は2.7%増の3億4200万円、当期純利益は6.1%増の2億1600万円を見込む。