ユニゾHD、TOBに反対意見を表明、HISは「誠に遺憾」

  • 2019年8月6日(火)

 エイチ・アイ・エス(HIS)による株式公開買付(TOB)への意見を留保していたユニゾホールディングス(ユニゾHD)は8月6日、TOBに反対する考えを表明した。HISが想定する業務提携について、HISの主力が旅行事業、ユニゾHDの主力が不動産事業であることなどから「シナジーの創出は期待できない」と結論付けるとともに、事前に連絡がないままTOBが開始されたことを踏まえて「両社間で信頼関係がない」などと指摘している(関連記事1)(関連記事2)

 そのほか、1株3100円のTOB価格に対しても「適正な企業価値を反映していない」と主張。同社の現在の株価がTOB価格を上回っていること(6日の終値は3560円)などを受けたもので、HISはTOBにより保有比率を4.79%から最大で45%にまで引き上げる計画だったが、今後の株価の動向によっては計画通りに株式を取得できない可能性がある。

 ユニゾHDの発表を受け、HISは同日中に「誠に遺憾」とコメントを発表。あわせて「引き続き当社は、TOBの実施により、対象者にとっては対象者の事業に関する新たな成長機会の創出が、当社にとっては当社のホテル事業および不動産事業のさらなる成長が、それぞれもたらされるものと確信しております」と主張している。

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