KNT―CTパートナーズ会・関西設立 中会長「新時代に前進」

 近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟関西連合会の解散総会とKNT―CTパートナーズ会関西連合会設立総会がこのほど、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開かれた。

 解散総会終了後に開かれた設立総会では規約、役員、事業計画を決め、会長に中照策さん(かつうら御苑)を選出した。

 中会長は「令和という新しい時代を迎えて、KNT-CTホールディングスとともに各事業を前向きに取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 会社側を代表しあいさつしたKNT―CTホールディングスの丸山隆司社長(取材時)は「OTAの台頭などで業界を取り巻く環境が厳しいなか持続的成長を図るため、昨年4月に新しい組織体制を構築し、新しいビジネスモデルを持つ地域交流事業会社としての転換を実施している」と語り、近畿日本ツーリストの営業力と集客力、クラブツーリズムの企画力を融合させてKNT―CTパートナーズ会会員の期待に応えたいと話した。

 KNT関西の三田周作社長は「新組織の目的は地域の活性化と誘客だが、関西では近畿大学との連携や、来年の大河ドラマ『麒麟がくる』の亀岡市の大河ドラマ館の運営、姫路城の管理、LGBTフレンドリー企業への加盟など新しい取り組みを行っている。“共創の時代”に対応していくことが我々の最大のミッション。グループ会社と連携し、元気な関西を全国に発信したい」と話した。


情報提供:トラベルニュース社