大阪への追い風を生かす 大阪府旅館組合、岡本理事長が表明

 大阪府旅館ホテル生活衛生同業組合(岡本厚理事長=不死王閣)はこのほど、大阪市淀川区のホテルプラザ大阪で通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で岡本理事長を再選した。

 岡本理事長は「今年9月にラグビーワールドカップが行われ、来年は東京オリンピック・パラリンピック、2021年にはワールドマスターズゲームズ、25年には大阪万博と大きなイベントが続く。IRという総合型リゾートも大阪に決まるかもしれない。さらには『百舌鳥・古市古墳群』が世界文化遺産に決まるなど我々には追い風が吹いている」と述べた。

 ただ、好材料がある反面「違法民泊や供給過多のホテル建設ラッシュなど課題も多い。会員の皆さんの協力を得ながら様々な事業に取り組んでいきたい」と、課題に向き合う取り組みを進めていく意向を示した。

 議案審議ではいずれの議案も原案通り承認された。


情報提供:トラベルニュース社