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改革2年目の成果に期待感 JTB旅ホ連西日本支部連が総会、会社との連携深化誓う

 JTB協定旅館ホテル連盟西日本支部連合会(増田友宏会長=奈良市・春日ホテル、903会員)は5月23日、京都市左京区のグランドプリンスホテル京都で2019年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選が行われ、増田会長を再任した。

 増田会長はあいさつで「18年度は自然災害が相次ぎ厳しい年だったが、JTBの改革から1年経ち、成果が表れる年になるはず。令和元年、新たな気持ちでJTBと旅ホ連が連携を深め前進したい」と期待感を示した。

 再任を受けては、「各地域の魅力創造、発信に努め、宿泊増売につなげたい」と意欲を語り、会員への協力を求めた。

 同連合会の名誉会長を務める宇田川雄彦・JTB執行役員関西広域代表は、JTBの18年度の苦戦を報告。「今年は改革2年目。なんとか皆さんの期待に応えたい。不退転の覚悟で協力を進めていきたい」。

 総会ではいずれの議案も承認、可決。今年度の事業は(1)JTBグループとの連携による宿泊増売の推進(2)地域振興・観光振興の推進、地域交流事業への支援(3)人財育成の推進、教育への支援(4)組織の安定・強化、支部活動の活性化(5)JTB旅連事業の各事業利用促進―などを基本方針として定めた。

 総会後には「JTB国内旅行政策勉強会」が開かれ、JTBの19年度方針について情報の共有を図った。

 新副会長は次の通り(敬称略、〇は新任)。

 岸本一郎(浜湖月)▽岩井一路(京湯元ハトヤ瑞鳳閣)▽岡本厚(不死王閣)▽沼田久博(紀州・白浜温泉むさし)▽風早和喜(兵衛向陽閣)▽柴野憲史(皆生菊乃家)▽皆美佳邦(佳翠苑皆美)▽永山久徳(鷲羽山下電ホテル)▽近兼弘幸(湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭)▽宮﨑光彦(道後御湯)▽植田佳宏(ホテル祖谷温泉)▽〇小松昭二(新ロイヤルホテル四万十)▽〇有本隆哉(宮島グランドホテル有もと)▽〇松村孝明(萩本陣)▽勝島寿男(シェラトン都ホテル大阪)▽籠島慎二(JTB)


情報提供:トラベルニュース社