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タビナカ、HIS子会社のジャスタビを買収、訪日事業展開へ

  • 2019年5月13日

両社による記念撮影  海外現地ツアーやアクティビティの予約サイト「タビナカ」を運営するタビナカは5月10日付けで、エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社のジャスタビの発行済全株式を取得し、完全子会社化した。ジャスタビは2016年に設立したMaaS関連のスタートアップで、沖縄や北海道を中心に、訪日外国人などのレンタカー旅行者と地元のドライバーをマッチングするCtoCのプラットフォームを運営。HISは設立当初は株式の70%を保有し、その後に完全子会社化していた。

 タビナカは同社をグループに迎えて訪日旅行事業を展開する予定。タビナカ取締役COOの今野珠優氏は発表に際して「ジャスタビは『地球上の感動体験にアクセスするしくみを創る』というタビナカ社のミッションに近しい思想でプロダクトを構築していると見受けています」とコメントしている。

 タビナカは現在、ハワイ、台北、バリ島、セブ島などに海外法人を持ち、海外現地ツアーの開発・造成・販売を展開。4月には、メルカリの新規事業開発を担う子会社のソウゾウで代表取締役社長を務め、旅行関係アプリ「メルトリップ」(今年1月にサービス終了)の開発を指揮した原田大作氏がプロダクト戦略顧問に就任している。