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ANAとJAL、GW国内線旅客は14.4%増、利用率10.4pt増

  • 2019年5月7日

 全日空(NH)と日本航空(JL)が5月7日に発表したゴールデンウィーク期間の(4月26日~5月6日)の国内線の利用実績によると、2社合計の旅客数は前年比14.4%増の306万3397人で、初の10連休効果などにより例年に比べて大きな伸びを示した。座席数は0.7%増の352万3674席で、利用率は10.4ポイント増の86.9%だった。

 会社別では、NHは旅客数が12.9%増の173万2194人、座席数が0.1%増の203万117席で、利用率は9.7ポイント増の85.3%。JLは旅客数が16.4%増の133万1203人、座席数が1.5%増の149万3557席で、利用率は11.4ポイント増の89.1%だった。旅客数と座席数はNHが、利用率とその伸びはJLが上回った。

 NHの旅客数は全方面で前年を上回り、最も多かったのは「九州」で13.9%増の45万7471人だった。伸び率が最も高かったのは「北海道」で16.2%増の33万9766人。利用率も全方面が前年を上回り、「東北・北陸」と「関西」はともに2桁ポイント増で90%を超えた。

 JLの旅客数も全方面が前年を上回り、最も多かったのは「九州」で20.5%増の34万8366人。伸び率の1位は「沖縄」で22.3%増の11万5285人だった。「東北・北陸」は利用率とその伸びが最も高く、14.0ポイント増の94.0%。利用率の伸び率では「中国・四国」も14.0ポイント増となり、搭乗率は89.8%だった。

 両社が4月19日に発表した予約状況からの増減は以下の通り。