ももこ、家康、義元-ゆかりの人物をPR 静岡市が東京で説明会

  • 2019年2月19日(火)

 静岡市は12月19日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで観光説明会を開いた。田辺信宏市長のもとで「世界に輝く静岡市」をスローガンにブランディングに取り組んでおり、東京での説明会は2年連続で2回目。

 田辺市長はあいさつで、2018年8月に同市出身の漫画家さくらももこさんが亡くなったことについて「とても残念でした。半年経ち、影響力の大きさを痛感しています。ちびまる子ちゃんの舞台、清水はももこさんの出身地でもあります。市にとってももこさんはエジソンより偉い人です」と悼み、初めてとなる静岡市民栄誉賞を授与したことを報告した。

 さくらさんはお茶、三保松原、駿府城公園、久能山東照宮など地元の観光地を題材に描いたイラストを数多く作成してきた。説明会ではちびまる子ちゃんをデザインした2つのマンホールがJR清水駅前と静岡鉄道静岡駅前に設置され、多くのファンが訪れていることが紹介されたほか、さくらさん作詞の「まるちゃんの静岡音頭」のアニメーションが上映された。

 一方、静岡市では18年10月、駿府城の天守台跡から金箔瓦330点が出土したことが話題となった。駿府城は、将軍職を秀忠に譲った後、徳川家康が大御所政治を行い、死去した城でもある。

 調査の結果、それらは16世紀末に秀吉が駿府城に築かせた天守台であることが確認されている。発掘調査は今後も続けられ、21年には駿府城に歴史博物館がオープンすることが決まっている。

 天守台の発掘調査は16年に始まり、一般観光客の発掘体験も受け入れている。発掘調査の見学ルートも整備され、ガイドと巡るツアーなども実施。発掘体験は20年2月まで行われる予定で、発掘現場の施設「発掘情報館きゃっしる」では、出土品の展示や、映像や模型で駿府城を紹介している。

 地元ゆかりのもう1人の戦国武将、今川義元は19年に生誕500年を迎えた。桶狭間の戦いで信長に敗れ、400年以上にわたってついて回る汚名を返上しようと、ネガティブイメージ払しょくのため20年の銅像設置を1つのゴールに、複数年にわたりキャンペーンを実施する。ゆるキャラとしては珍しい、涙を流した「今川さん」に涙のかわく日は近いだろうか。


情報提供:トラベルニュース社

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