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福島県の大八ホテルが破産開始決定-営業は他社が継続

  • 2018年7月24日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、郡山の大八ホテルが7月9日に福島地裁郡山支部から破産開始決定を受けた。負債総額は約1億500万円。

 大八ホテルはJR郡山駅近くの立地を活かしてビジネス利用の需要に対応してきたが、近年は大手ホテルチェーンの進出や設備の老朽化などで集客に苦戦していたといい、2008年2月期の売上高は約2300万円にとどまり赤字経営が続いていた。東日本大震災の発生により一時的に稼働率が上昇したが、過去の借入負担が重く、債務超過のなかで資金繰りが厳しい状態が続き、17年12月末に営業を停止した。なお、同ホテルは他社が取得し、現在も営業している。