大河や世界遺産-九州は話題豊富(2) 8県の旬の素材生かし好調持続へ

  • 2018年6月7日(木)

 また、各県・地域が最新情報をプレゼンテーション。

 福岡県と大分県は「宗像・沖ノ島、六郷満山『神と仏をめぐる旅』」をテーマに広域観光をアピールした。福岡県観光連盟の大宮誠さんは「諸説あるものの、福岡県の宗像大社と大分県の宇佐神宮は同じ女神様を祀っています。東九州自動車道を使うと両地域は1時間50分で結ばれます」。ツーリズムおおいたの山崎優子さんは「宇佐神宮を中心に国宝級の寺院が点在しています。峯入りや鬼の祭りなどここだけにしかない文化が今でも受け継がれています」。11月3―5日は特別企画として、宗像大社(5日のみ)では神職の特別案内や600枚限定のご朱印、六郷満山では先着200人に鬼めぐり鬼朱印帳のプレゼントなどがある。

 佐賀県は開催中の肥前さが幕末維新博覧会のほか唐津くんち、九年庵、嬉野温泉などモデルコースを紹介した。県観光連盟の岸川真由子さんは「肥前さが幕末維新博覧会は来年1月14日まで行っています」。

 長崎県は、世界遺産登録が目前の長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産について、着地型ツアーを中心に紹介した。県観光振興課の北原智紀係長は「世界遺産登録予定地をめぐるツアーは長崎めぐり旅ビューローが提案しています。ぜひご利用ください」。

 熊本県は、閉鎖されていた阿蘇中岳の見学や菊池渓谷入谷の再開、復興が進む熊本城などを紹介した。県観光物産課の櫻木俊雄さんは「九州の中央に位置し周遊ルートの始終点として熊本県は便利です。完全復旧に向けて再建中の阿蘇神社では参拝可能で、参道の店も元気に営業中です」。

 大分県の日田市観光協会営業企画事業部の黒木陽介部長は「福岡県北部豪雨で一部区間運休していた九大本線が7月14日に復旧します。特急ゆふいんの森も正規ルートで運行再開します。直近のイベントは日田祇園祭です。ぜひ大分県へ」。

 宮崎県では、3年連続日本一の出荷量を誇る本格焼酎の蔵元をめぐる「焼酎ノンジョルノ観光」を30―40代向け推しとしてPR。みやざき観光コンベンション協会の菊地潤一課長は「インスタスポットはサンメッセ日南のモアイ像や都井岬の御崎馬などがおすすめ」。

 鹿児島県では「西郷どん」のオープニング映像に出てくる県内のスポット、奄美大島や喜界島など離島も紹介した。鹿児島県観光連盟の国内誘致部の渡辺さつき課長は「南大隅町の落差46メートルの雄川の滝は西郷どんで人気のスポットです」。

 再び福岡県が登場し、県観光連盟の平川真弓さんは「チロルチョコの発祥の地が福岡県であることはご存知ですか。田川市には全国唯一のアウトレットショップがあり、大人買いをする方が多くぜひご来店を!」。

 さらに19年春に運行開始を予定する西鉄初の本格的観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の概要が明らかにされ、車内の窯で焼くピザなどのメニューが紹介された。週末を中心に、西鉄福岡(天神)―大牟田を1日1往復する予定だ。

 説明会後のセミナーでは、温泉家の北出恭子さんが「九州の温泉はスゴイ!」と題して講演。北出さんは「温泉はいろんな泉質がありますが、九州には全種類の源泉があります」。JR九州の鉄道事業本部営業部営業課の内田鉄朗さんは「久大本線の全線復旧にあわせて『或る列車』を同線でも運転します」と紹介した。


情報提供:トラベルニュース社

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