全日空、「ユニバーサルなサービス」強化、新型車椅子など用意

  • 2018年6月6日(水)

 全日空(NH)はこのほど、中期経営戦略の柱の1つとして掲げた「ユニバーサルなサービス」を強化し、すべての乗客が安心で快適に飛行機を利用できる環境づくりのための取り組みを発表した。高齢者や体が不自由な乗客への対応を中心に、国内施設・設備のさらなる充実をはかる。

 取組では、航空券予約サイトの利便性の向上をめざし、文字の拡大や画面情報の音声読み上げなどに対応したサイトをめざす。マイレージクラブ会員向けには、体が不自由な乗客の情報を一元的に集約する仕組みを作り、乗客がストレスなく飛行機が利用できるようにする。ともに2020年3月までに実施する予定。

 空港内では、樹脂製の車いす「morph(モルフ)」やフルリクライニングの車いすなどを用意。18年度秋からは、低めの搭乗手続き用カウンターを設置し、車いすでも座ったまま手続きができるように配慮する。19年春からはラウンジの受付にも低めのカウンターを設置。そのほかラウンジ内の扉や通路の幅を確保し、車いす優先エリア、シャワールーム、点字による施設案内などもおこなう。なお、こうした取り組みは一部先行して実施している場所もあるという。

 このほか、搭乗ゲートの幅の拡大、機内用の新型車いすの導入、単通路小型ジェット機に車いす用化粧室を設置するなどの取り組みを実施。「心のバリアフリー」もめざし、社外向けセミナーや社内教育も充実させるという。

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