3月から幕末維新博 佐賀県、入場券販売へ助成金

 今年で明治維新150年を迎えたことを記念して、佐賀県は3月17日―2019年1月14日、「肥前さが幕末維新博覧会」を開く。県観光連盟では県内外から誘客を促進するため、旅行会社向けに補助金事業を実施。入場券の販売に対し交付、送客を促す。

 対象は、国内の旅行会社で同博覧会「テーマ館入場券販売管理本部チケット管理センター」と観光券発行契約を交わした事業所・支店。入場当日にチケット出札所において入場券の引換をする募集型企画旅行商品、受注型企画旅行商品で、入場券のみの販売は対象とならない。

 1人あたりの補助金額はメインパビリオンの佐賀市・幕末維新記念館の単館券が600円、同館とテーマ館2館(リアル弘道館、葉隠みらい館)が入場できる「チケット3」が1200円。

 入場日基準の対象期間は第1期が3月17―31日、第2期が4月1日―6月30日。催行日の前月、14日前まで申請を受け付け、予算の上限に達し次第締め切る。

 送客目標は第1期が5千人、第2期が1万人と設定している。

 詳しくは同連盟HP(https://www.asobo-saga.jp/)、観光券発行契約については同センター 電話0952―29―3671。

 同博覧会は、維新期の佐賀県の偉人や偉業にスポットを当て、その歴史と魅力を発信しようというもの。メーン会場の佐賀市城内エリアでは幕末維新記念館、テーマ館2館を設置。加えて唐津市・旧唐津銀行、鳥栖市・中冨記念くすり博物館をサテライト館に据え、県内全域で歴史観光を促す。


情報提供:トラベルニュース社