「観光維新―地旅夜明け前」テーマに座談会―国内観光活性化フォーラムinこうち開催(3) 地域と歩む観光産業の未来

  • 2018年2月22日(木)

―旅行業や観光産業の可能性についてはいかがでしょうか。

 黒笹 移住促進に力を入れてきた高知県ですが、これまでの移住は第一次産業系の担い手という意識が強くありました。しかし第一次産業は簡単ではなく急にやるのもむずかしい。その点、第三次産業はラフティングやシーカヤックのガイドなど、人材を募集して育成していけることから、第三次産業が若い人たちの移住促進の力になります。観光は、移住、人材育成といったことにもかかわってくるので重要な要素になります。

 大原 観光を学んだ子どもはあらゆる職種にもつくことができます。コミュニケーション能力が高まるからです。観光学を教える商業高校が増えているのも、それが理由のひとつでしょう。

 藤本 高知の県民性はコミュニケーションを取りたい観光客の場になっているようにも思いますし、観光産業はコミュニケーションを補完できる重要な産業です。

 黒笹 着地型ツアーの商品造りを誰が担うのか。旅行業界はそのことを認識し、これまでとは違う価値観で新しい商品を造ってほしい。ヒントはいろんなところにあります。

 中間 我々の仕事はパソコン上で商品を造っても売ることではありません。魂を入れて商品を造らないと売れる商品にはなりません。魂を入れて商品を造っていくという基本の考え方を我々は持つべきだと思います。

 山中 今日のテーマは「観光維新―夜明け前」ということで、夜明け前の中で観光業界も節目を迎えています。2月14日がそのスタートとなる大事なフォーラムになりますので心して望みたい。

 近藤 高知県の観光への取り組みは、観光が主産業であると言い切れる熱い思いを感じました。そのなかで旅行業がどのような対策を練って行動するのか、大きな課題をいただきました。


情報提供:トラベルニュース社

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