マリオット、20年に都内で最上級の「エディション」を2軒開業

  • 2017年7月12日(水)

「東京エディション銀座」のイメージ  森トラストグループとマリオット・インターナショナルは7月12日、2020年夏までに「東京エディション虎ノ門」と「東京エディション銀座」の2軒を開業すると発表した。「エディション」はマリオットの最上級ブランドの1つで、日本での開業は初めて。今月7日付で運営受委託契約を締結しており、これにより両社が提携する国内のホテルは計14軒となる。

 12日に開催した記者会見で、森トラスト代表取締役社長の伊達美和子氏は「東京はロンドン、ニューヨーク、パリに次ぐ世界第4位のグローバル都市にも関わらず、ホテルについては量と質の2つの課題がある」と説明。世界の上位3都市が5ツ星ホテルを50軒以上有するのに対し、東京は18軒にとどまることなどについて述べた上で、「一流の滞在施設をもっと増やすべき」との考えを示した。

(左から)シュレーガー氏、伊達氏、カプアノ氏 マリオット・インターナショナル執行副社長兼最高国際開発責任者のアンソニー・カプアノ氏は2軒の開業決定にあたり「森トラストは最強のパートナー。平均客室単価は世界の最高級ホテルと同水準かそれ以上をめざしたい」と意欲を示した。マリオット・インターナショナルと共同で「エディション」をプロデュースした、イアン・シュレーガー・カンパニーの会長兼CEOのイアン・シュレーガー氏は「東京を訪れる人だけでなく、東京に住む人も訪れ、交流できる場所にしたい」と語った。

 東京で同時期に同じブランドの2軒を開業するリスクについては、カプアノ氏が「東京は訪日旅行者が急増している素晴らしいラグジュアリマーケットで、しかも虎ノ門と銀座では客層が異なる」と説明。伊達氏も「誘致にあたっては迷ったが、海外の大きなマーケットでは1つの都市に同じブランドのホテルが複数軒ある傾向が見られる」と述べ、その上で「いつか2軒目を開業するのであれば、同時開業にしたほうがインパクトがあって面白いのでは」と語った。

「東京エディション虎ノ門」が入居する大型複合施設「東京ワールドゲート」のイメージ  「東京エディション虎ノ門」は、森トラストが虎ノ門で開発を進めるオフィスやレジデンスなどからなる、地下3階・地上38階建ての大型複合施設「東京ワールドゲート」の31階から36階にかけて入居。客室数はスイートルームを含む約200室を予定し、レストランやバー、フィットネス、プール、スパなどを設ける。

 「東京エディション銀座」は、森トラストが今年2月に「銀座二丁目ホテル計画(仮称)」を発表した際に「日本未進出のインターナショナルブランドのラグジュアリーホテルを誘致する」と明らかにしていたもの。地上13階建てで、客室数はスイートルームを含む約80室で、レストランや複数のバー、フィットネスクラブを設ける。

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