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日本航空、九州復興で3608万円寄付、9月まで支援継続

  • 2017年4月19日

 日本航空(JL)はこのほど、昨年4月の九州地震を受けて開始した「九州応援プロジェクト」の収益の一部を、被災者への義援金として熊本県共同募金会と大分県共同募金会に、熊本城や阿蘇神社などの復興支援金として熊本城・阿蘇神社等被災文化財復興支援委員会にそれぞれ寄付した。総額は3608万円。

 同社は昨年12月から今年3月まで、参加者1人につき500円をJLが負担し、義援金や復興支援金として寄付する「キャンペーンツアー」を設定。賛同する旅行会社10社がツアーを販売し、7万2172名が参加した。

 JLは今後は熊本城と阿蘇神社の復興支援に取り組む方針で、ジャルパックが4月8日から12月15日まで販売するダイナミックパッケージ「九州からありがとうプラン」についても、参加者1人につき500円を同委員会に寄付する。当面は4月18日から9月30日までに帰着する商品を対象とし、10月以降の継続も検討するという。

 そのほかには5月1日から、JALグループの通信販売サイト「JALショッピング」などで、熊本県の瑞鷹が製造する「瑞鷹 純米酒 熊本城」を販売。売上金の一部は、瑞鷹が熊本城の再建に向けて寄付する。