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尾﨑知事自ら語る「高知県旅の魅力」 メモリアルイヤーの連続

 高知県はこのほど、東京・池袋のホテルメトロポリタンで観光説明会と意見交換会を開いた。尾﨑正直知事が高知の魅力と旅行先としての見どころについてプレゼンテーションを行ったほか、旅行会社への助成など支援事業の紹介にも力を入れた。

 尾﨑知事は冒頭、「300万人台で推移してきた高知県への観光入込は龍馬伝が放映された2010年に450万人へと飛躍的に伸び、以降、切れ目ない大型観光イベントを継続で、15年は過去2番目の409万人と、3年連続で400万人を上回りました。16年は龍馬伝の時の賑わいを目指しています」と目標を掲げていた。

 16年は4月から歴史と食を前面に打ち出した「リョーマの休日」キャンペーンが全県で、奥四万十エリアでは「奥四万十博」がスタート。尾﨑知事は「奥四万十は究極の癒しの場」と話し、来訪、送客を呼びかけた。

 「メモリアルイヤーが続く高知」(尾﨑知事)も高知観光を持続的に牽引する。今年16年は薩長同盟150年。高知県と佐賀県も加わり「平成の薩長土肥連合」として4県の観光連携も始まっている。17年は大政奉還150年、18年は明治維新150年と歴史的な区切りの年が続く。17年には四国DCがあり、この年、3月から「志国高知 幕末維新博」を18年まで継続する。

 大型イベントの開催に併せ、基幹観光施設のリニューアルも相次ぐ。17年3月に県立高知城歴史博物館、18年春には県立坂本龍馬記念館がリニューアルオープンされる。工事のため龍馬記念館は17年春から休館になるが、この間、全国巡回展を予定し、全国に龍馬の魅力を発信する。

 (16/08/19)


情報提供:トラベルニュース社