ハイアット那覇、7月2日に開業-東アジアの富裕層の誘客はかる

  • 2015年6月29日(月)

ハイアットリージェンシー那覇沖縄総支配人の佐藤健人氏  ハイアットホテルズアンドリゾーツは7月2日、沖縄県初のハイアットブランドとして「ハイアットリージェンシー那覇沖縄」を開業する。同ホテルはフランチャイズ契約によりケン不動産リースが経営、オペレーションを担当する。

 総支配人に就任した、ケン不動産リースの佐藤健人氏は本誌の取材に応え、ケン不動産リースとして、沖縄への進出を7年前ほどから検討していたことを明かした。沖縄はアジアの玄関口であり、観光資源が豊富にあること、今後も観光客の増加が期待できることなどが理由だという。また、ハイアットブランドでの開業は、同ブランドのサービスの品質の高さを決め手の1つとして挙げるとともに「那覇には国際ブランドのホテルが少なく、外国人の誘客には国際ブランドのホテルの必要性を感じたため」と説明した。

 同ホテルは那覇空港から車で20分、ゆいレール「牧志駅」から徒歩7分で、国際通りと壺屋やむちん通りを結ぶ桜坂エリアに位置。ホテルの客室数はスイート14室を含む全294室で、現在の予約稼働率は約50%。当初の見込み通り、レジャー客75%、ビジネス客が25%の割合だ。佐藤氏によると、サービスの質を保つため「現状はあえてこの予約稼働率にしている」という。初年度の目標は稼働率70%、売上20億円で、3年後の稼働率75%、売上30億円をめざす。

ホテルのロビーとレセプションデスクの様子  佐藤氏によると、日本人と訪日客の比率の目標は6対4。現在訪日客の比率が目標より低いが、訪日誘客を強化し目標達成をめざす方針だ。訪日客については沖縄に直行便がある、韓国、台湾、香港、中国からの訪日客をメインターゲットに据えており「今まで沖縄に来たことがない富裕層を誘客するマーケティングをしていきたい」(佐藤氏)考え。特に韓国についてはここ数年、座席供給量の増加もあることから期待をしているという。

 販売は公式ウェブサイトやOTAからの予約が多く、旅行会社経由の予約は限定的。しかし、佐藤氏は「これから旅行会社経由の予約は増えていく」との見通しを示し、今後旅行会社と協力しながら販売していく方針を語った。韓国にケン不動産リースの事務所が、香港にハイアットホテルズアンドリゾーツのアジア太平洋地域部門が香港にあるため「現地の旅行会社にも働きかけることが可能」だという。

 沖縄県では2021年の目標として、入域観光客数1000万人を掲げているところ。佐藤氏は目標達成のためには、各地域の発展が重要と考えを示し、周辺の店舗も含め、全体で沖縄を盛り上げていくと意気込みを述べた。このほか、佐藤氏は今年4月にグランドオープンしたイオンモール沖縄ライカムや、ユニバーサルスタジオジャパンの進出検討にも触れ、「非常に良いこと。沖縄の観光マーケットが拡大するのであれば、たとえ競合ホテルの開業でも前向きに受け入れたい」と語った。

▽訂正案内(編集部 2015年6月30日10時30分)
・訂正箇所:第3段落第2文

誤:ホテルの客室数はスイート全294室で・・・

正:ホテルの客室数はスイート14室を含む全294室で・・・
お詫びするとともに訂正いたします。

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