WOWOW、第1種取得で旅行業本格化、「エンタメツーリズム」追求

285万世帯の会員に高付加価値の番組関連ツアー
コンテンツと企画力で他社と勝負

  • 2020年2月26日(水)

(左から)菊地氏、小林氏  有料衛星放送サービスなどを提供するWOWOWは今年1月、同社の100%子会社で通信販売事業などを展開するWOWOWコミュニケーションズと共同で、旅行サービス「WOWOWトラベル」を立ち上げた。同社はこれまでにも放送コンテンツに関連した旅行商品を大手旅行会社などと共同企画してきたが、昨年3月にはWOWOWコミュニケーションズが第1種旅行業登録を取得。今後は約285万世帯に上るWOWOW会員をメインターゲットとして、海外旅行を中心とする高付加価値な旅行商品の造成・販売に乗り出す。

 WOWOWグループが旅行事業に参入する目的と、そのビジョンはどのようなものなのか。WOWOWマーケティング局カスタマーリレーション部リーダーの菊地将弘氏と、WOWOWコミュニケーションズマーケティング部旅行業務推進課アカウントマネージャーの小林広教氏に話を聞いた。

-「WOWOWトラベル」を開始した背景をお聞かせください

小林広教氏(以下敬称略) WOWOWコミュニケーションズは2013年に第3種旅行業登録を取得しており、これまでにも放送コンテンツに関連した旅行商品の企画を、他の旅行会社と一緒に実施していた。LPGAの女子ゴルフ観戦ツアー、テニスの全豪オープンなどのスポーツ観戦ツアーに加えて、演劇や日本酒などの番組に関する旅行商品を企画するなどして一定の実績を積み重ね、お客様からも好評を得てきた。

菊地将弘氏(以下敬称略) これまでは自社で旅行商品を販売してこなかったため、顧客に関して得られるデータが限られていたが、WOWOW会員を対象に旅行に関するアンケートを実施してみたところ、「映画の聖地巡礼ツアーをしてみたい」といった希望が非常に多く寄せられた、という背景もある。

小林 WOWOWの主力事業は放送だが、グループとしては放送以外にも事業を拡大する必要性を感じている。そのような状況のなかで、18年9月頃から旅行業の立ち上げが検討され、19年2月には旅行業登録を第3種から第1種に変更し、8月にはWOWOWコミュニケーションズのウェブサイトで試験的に旅行商品の販売を開始した。そして今年1月に、正式に「WOWOWトラベル」を立ち上げた。

菊地 「WOWOWトラベル」のコンセプトは、285万世帯の会員にエンドロールのその先のより深い体験を提供することで、付加価値の高い旅行商品を提案して満足度を高めることに注力したい。

-「WOWOWトラベル」の事業体制について教えてください

小林 実務の担当者は私を含めて2名で、そのほかにコールセンターの受付が2名とその管理者1名の計5名がいる。商品の企画や造成については、私がもともと大手旅行会社で企画業務に携わった経験があり、また、第3種旅行業者だった頃にも複数の旅行会社と商品を共同企画してきたので、ノウハウはある。

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