「家庭画報」の読者に旅行を-出版社による新規参入の勝算は

誌面との連動商品で早期黒字化へ
「プレミアム旅行社」代表の秋山氏に聞く

  • 2019年5月28日(火)

秋山氏  女性向け月刊誌「家庭画報」などを発行する世界文化社は4月1日に、完全子会社の旅行会社として「プレミアム旅行社」を設立した。現在は観光庁へ第1種旅行業登録を申請し、今夏以降の本格的な事業開始に向けて準備を進めているところで、主に富裕層をターゲットに家庭画報の特集記事などと連動した商品を造成・販売する。会社設立の背景や今後の方向性、そして勝算について、世界文化社取締役専務執行役員・家庭画報ブランド事業本部長で、プレミアム旅行社代表取締役を務める秋山和輝氏に話を聞いた。

-まずは新会社設立以前の、世界文化社の旅行に関する取り組みについて教えてください

秋山和輝氏 (以下敬称略) 家庭画報は「夢と美を楽しむ」をコンセプトとして62年間にわたり発行しており、取り上げる情報は多岐にわたるが、そのなかでも旅に関するコンテンツは人気が高い。ほぼ毎月号で国内外の旅に関する特集記事を掲載しているが、読者にはそのコンテンツを誌面だけではなく、実際に五感で体験していただきたいという思いがあった。

 これまでも、読者に向けてはさまざまな旅に関するイベントを仕掛けてきた。たとえば、2014年にはJR九州と協力して豪華列車「ななつ星in九州」の特集を組むとともに、実際に乗車していただくツアーを共同企画し、全車両貸し切りで実施した。

 単にななつ星に乗車するだけでなく、さまざまなオプションを盛り込んだ独自のツアーとしたため高額で、競争率もかなり高かったが、参加された読者の皆様には大変喜んでいただけた。その後も毎年同様の企画を実施しており、16年には家庭画報の700号記念と世界文化社の創立70周年、そしてななつ星にかけて、7泊8日の旅も企画した。

 このほかにも複数の旅行会社と提携し、誌面と連動した企画商品を提供してきた。海外旅行については百貨店系旅行会社の主催で、16年夏には佐渡裕さんが指揮を務めた「グラーフェネック音楽祭」、17年夏には「ザルツブルク音楽祭」のツアーを実施している。

 そういった経験を重ねていった結果、読者の皆様により満足していただける旅を提供するために、自分たちでツアーの造成や催行に取り組んでみたいと思うようになった。また、さまざまな読者イベントでも、読者から旅に関する生の声を聞く機会が多く、自分たちの最大の強みであるコンテンツと、実際の旅をより直接的に結びつける事業ができるのではないかと考えた。

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