フィンエアー新社長のマンネル氏、金融業界での経験を最大限活用

12月開設の札幌線や乗継需要に注力
NDCなど新技術も積極活用

  • 2019年5月15日(水)

 フィンエアー(AY)は今年1月1日付で、代表取締役社長兼CEOに金融業界出身のトピ・マンネル氏を任命した。AYは今夏、日本路線で増便や機材の大型化を実施。さらに今年12月には札幌/ヘルシンキ線を週2便で新規開設する計画であるなど日本へのネットワーク拡大を進めており、日本路線の運航便数では欧州系航空会社としては最大となる。今回初来日した同氏に、日本市場での今後の取り組みや新CEOとしての抱負を聞いた。

-金融業界のご出身ですが、どのような経緯でAYのCEOに就任されたのでしょうか

トピ・マンネル氏(以下、敬称略) AYの前は、フィンランド金融最大手ノルディアでグループの取締役としてパーソナルバンキング部門の統括責任者を務めていた。AYのCEOにはヘッドハンティングで就いた。CEO就任は非常に貴重な機会だと思っている。航空は、文化、ビジネス、スポーツなど多くの分野で国と国とを結ぶ重要な産業で、AYの場合は、フィンランドと日本、アジアとヨーロッパとの間で重要な役割を果たしている。経済的だけでなく社会的な利益も生み出すこと。それが私のモチベーションになっている。

 AYは現在、成田、関西、名古屋、福岡に就航し、今年12月には札幌線も新規開設する。現在ヨーロッパから日本へのインバウンド市場が拡大し、一方で日本からのアウトバウンド市場も伸びており、AYは運航便数で日本に乗り入れる欧州最大の航空会社。一方、AYにとっても日本は国際線市場で最大の市場だ。そうしたビジネス環境のなかでCEOに就任できたことはとても幸運だと思っている。

-航空業界と金融業界との違いを感じておられますか

マンネル 航空は私にとってはじめての領域になる。航空産業はさまざまな出来事が関係してくる。例えば、米中の貿易摩擦やブレクジットなどの影響も受けるだろう。そのなかで路線を展開し利益を上げていかなければならない。ただ、航空と金融には似たところも多いと思う。まず言えることは、両方とも必要なのは「信頼」だ。どちらもサービス産業で、言い換えれば人を対象にしたビジネスだ。また、どちらもデータ重視の産業で、カスタマーサービスのデジタル化でも似たところはある。

-金融業界で培われてきた経験をどのように航空業界に生かしていきたいとお考えですか

マンネル ノルディアではデジタル化に取り組んできたので、AYでもその経験を活かすことはできるだろう。新しいデジタル環境を作り出し、旅客に対しても新しい形のデジタルサービスを提供することで、これまで以上に便利で快適で刺激的な旅を提供していきたいと思っている。AYのアプリは現在、航空券の予約だけでなく、空港送迎を予約できる機能も搭載しているが、アプリの開発は重要になってくるだろう。

 また、金融業界と同様に人を中心としたサービス業として、旅行会社や他の旅行関連サービスとのパートナーシップの構築にも力を入れていきたいと考えている。

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