アエロメヒコ、日本での道のりと「旅行会社に利益を」の心根

直行便化やデイリー化に続きJALとの共同運航も実現
加藤支社長が語る今後の展開と、旅行会社への期待は

  • 2019年2月20日(水)

加藤氏  アエロメヒコ航空(AM)は2006年に週2便の成田/メキシコシティ線を開設して以来、着実に増便を重ねて約10年でデイリー化を果たし、あわせて最新機材への変更や往復路の直行便化などを進めた。今年の2月13日には日本航空(JL)とのコードシェアも開始し、日本路線を運航する唯一の中南米系航空会社である同社の存在感はさらに高まる見通しだが、日本支社長の加藤欣弥氏はこれまでの歩みをどのように捉え、これからどのような事業拡大をはかるのか。また、常々強調している「旅行会社に利益を」とのメッセージの背景にあるものは何なのか。詳しい話を聞いた。

-まずは06年の日本就航からこれまでの歩みを振り返ってください

加藤欣弥氏(以下敬称略) 06年11月にB777型機で週2便の運航を開始した当初は、日本人の利用者は少なく、搭乗率も低かった。日本から中南米に行くためには、米国を経由するのが当り前の時代だ。しかし09年9月に日本支社長に就任した時は「実績さえ積めば便は増やせる」と考えていた。この頃に意識したのは、フルサービスキャリアとしてより高い券種を法人に売り込むことだった。しかし週2便では厳しいものがあった。

 10年3月には週3便に増やしたが、それでも法人に関してはアライアンスの利を活かした米国経由のルートに敵わなかった。そこで法人の優先度は一旦下げ、レジャー需要の取り込みに注力した。大手旅行会社には週3便でも可能な8日間の旅程を提案し、特にメディア商品の造成をサポートした。この頃から将来を見据えて、安易に料金を下げずに儲かる仕組みを考えてきた結果、現在まで踏ん張り続けることができたと思う。

 JTBが100周年を迎えた12年には、全席買い取りによるキューバへのチャーター便を運航した。当時は基幹商品用の「赤パンフレット」にメキシコ商品が掲載されていないような状況だったが、チャーターツアーの成功によって、以後は掲載されるようになったことは大きかった。

 13年10月にはB787-8型機の初号機を日本路線に導入し、14年4月には週4便、16年6月には週5便と増便した。また、最初は北西部のティファナ経由で運航していたが、往路・復路と順次直行便化を果たした。復路の給油地を、ティファナから北東部の工業都市のモンテレイに移した際には、周辺に進出した日系企業の出張需要を取り込むことができた。

 17年2月には全日空(NH)が同じ路線でデイリー運航を開始し、翌3月にはAMもデイリー化したが、その後の業績は好調を維持している。昨年も90%近い搭乗率を記録することができた。

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