ガルーダ、中部/ジャカルタ線の勝算は-日本代表に聞く

念願の就航が実現、ビジネス交流が追い風に
「ANA・JAL同時提携戦略」への期待も

  • 2019年1月17日(木)

フィクダネル氏  ガルーダ・インドネシア航空(GA)は今年3月に、中部/ジャカルタ線の運航を開始する。当初の予定から約4年遅れての路線開設となり、その間に市場とGAを取り巻く環境にはさまざまな変化があったが、同社は新路線、そして今後の日本での事業展開をいかにして成功に結びつけるのか。日本・韓国・アメリカ地区総代表を務めるフィクダネル・タウフィック氏に見通しや営業戦略の方針などを聞いた。

-長期間にわたる就航延期を経て、改めて中部/ジャカルタ線の開設が決まった経緯について聞かせてください

フィクダネル・タウフィック氏(以下敬称略) 就航延期は需要の動向や将来性などの観点に基づいたものではなく、GAの全社的な国際線再編による部分が大きかった。一般的に未就航路線の優先順位は低くなるので、14年の時点で15年3月の運航開始を予定していたところを、14年末になって急遽延期を決定した。

 しかしその後も、我々は常にチャンスを探ってきた。GAが成長基調にあるなか、中部/ジャカルタ線については将来性が高い路線として再び評価されたので、改めて路線開設を決定した。

-改めて開設を決定した、具体的なきっかけはありますか

フィクダネル まずは中部エリアからインドネシアへの渡航需要の高まりがある。インドネシアに進出している日系企業の6割から7割は中部エリアに本社があり、旺盛な出張需要が見込まれる。またこのエリアには企業の研修生や、留学生などの在住インドネシア人も非常に多く、彼らの渡航需要も見込むことができる。

 もう1つは訪日旅行の需要増だ。訪日インドネシア人旅行者数は15年の20万5083人から16年には27万1014人、17年は35万2330人と、毎年約3割増のペースで急拡大している。しかも彼らの訪問地は東京や大阪だけでなく、高山や白川郷、立山といった中部エリアの各地に広がっており中部線には大きな可能性が認められる。その背景には2億5000万人を超えてさらに増加を続けるインドネシアの人口と、中産階級の購買力拡大がある。

 また、中部エリアの官民を挙げた熱心なサポートも路線開設を促した。特に愛知県知事の大村秀章氏は毎年インドネシアを訪れ、昨年8月にはGAの本社でCEOとも会談するなど、常に開設に前向きな姿勢を示し続けて下さった。その後、11月にはGAの新CEOが来日して大村氏を訪ねたほか、名古屋市長の河村たかし氏や経済界の要人などとも会談して、友好関係を確認した。

 18年1月に愛知県が、ジャカルタにインドネシアで事業展開する企業のためのサポートデスクを開設したことも追い風となった。また、中部国際空港なども積極的な支援を約束したことなどから、開設のための環境が整ったと判断した。

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