セブ・パシ日本支社長、関空線1日2便・セブ路線増など目標に

  • 2018年11月15日(木)

松本氏  フィリピンLCC最大手のセブ・パシフィック航空(5J)の日本支社長を務める松本知彦様は11月15日、本誌の単独取材に応え、日本路線の拡大について考えを語った。同社は今年5月に、訪日フィリピン人の増加などにより成長を続ける日本市場への「長期的なコミットメントの現れ」として日本支社を開設。マーケティングやプロモーションを積極化している(下記関連記事)。

 松本氏は5月の記者会見で明らかにしていた新千歳への就航計画が、5Jにとって引き続き最優先すべき目標の1つとなっていることについて述べたほか、個人的な目標として「2、3年以内にデイリー運航中の関空/マニラ線をダブルデイリー化し、現在就航している日本の全都市からセブ線を開設したい」と意欲を示した。関空線は平均搭乗率85%と好調を持続。リゾート地や語学留学先として人気を集めているセブについては成田から週4便を運航しているが、11月25日にはデイリー化する予定で、さらに今後はマニラ線のみを運航している関空・中部・福岡からも就航したいという。

 5Jによれば2018年前半の日本路線の売上高は前年比51%増の53億5000万円で、日本は「本社がフォーカスする国のトップとして位置づけられており、常に増便を検討している状況」とのこと。なお、羽田への就航については「深夜早朝においても就航に適した時間帯のスロットが取りにくい」と述べ、当面は可能性が低いことを伝えた。

GDSと契約、福岡/マニラ線もデイリー化へ

会見での松本氏  5Jはこの日、メディア向けの記者会見を開催し、日本支社開設からの半年間の活動や、今後の増便計画などについて説明した。販売に関してはインフィニと契約し、今夏からBSP精算への対応を開始したことを伝え、旅行会社が販売しやすい環境作りに努めていることをアピール。日本では現在、6割を直販、4割を旅行会社経由で販売しているが、今後はさらに旅行会社経由の割合が増す見込みという。

 増便については12月1日に、週3便で運航中の福岡/マニラ線をデイリー化することを発表。マニラからとなる可能性が高い新千歳線の実現については、今後の中長距離路線の主力機と位置づけるナローボディのA321neo型機の導入が進めば、「あとは混雑しているマニラのスロット次第」と語った。5Jは18年から22年までに、32機のA321neo型機を導入する予定。なお、新千歳/マニラ線については、フィリピン航空(PR)が、12月7日から週3便で運航を開始するとしている。

 この日はそのほか、日本における大きな課題の1つとして挙げていた「認知度の低さ」を払拭するために、「日本公式マスコットキャラクター」を12月1日に発表することを明らかにした。5Jのシンボルであるフィリピンワシをモチーフにしたキャラクターで、1月7日まで愛称を公募。名付け親となった応募者にはセブ行きの往復航空券を、その他の応募者にも抽選でオリジナルグッズなどをプレゼントする。

 5Jによれば現在運航中の日本路線は、成田/セブ線のみ日本発の利用者が5割を超えるが、その他の成田、関空、中部、福岡/マニラ線は2割にとどまり、そのうち一定の割合を里帰り目的の在日フィリピン人が占める。なお、今年7月から9月にかけての平均搭乗率は成田/セブ線が79%。マニラ4路線はワイドボディのA330型機で1日2便を運航中の成田線が最も低い76%で、最も高い中部線は88%に上る。

 今後は環境保護のための閉鎖が段階的に解除され始めたボラカイ島など、新たなデスティネーションの紹介や、「過剰に危険視されている」というフィリピンの治安のイメージ改善などに努め、日本人利用者の獲得をめざす考え。

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