スペシャリスト・インタビュー<DS>:サイクルズ・カンパニー岡田真帆さん

  • 2011年4月11日(月)
トルコに魅せられ、マニアックな旅をコーディネート

 エジプトやトルコ、中南米など、世界各地の古代遺跡を巡る旅に特化した旅行会社、サイクルズ・カンパニー「古代遺跡な旅デスク」。出版社として出発し、「エジプト遺跡」、「トルコ遺跡」、「世界遺産ミステリー」などのウォーキングガイドを出版しつつ、4年前に旅行部門を設立しました。岡田さんが入社したのは約2年前のことで、トルコに詳しいスタッフとして同社のコーディネーターとなりました。岡田さんは7年間に及ぶ添乗員経験があり、訪れた70以上の国々で古代遺跡に魅せられたといいます。そんな岡田さんに、特にはまったというトルコの遺跡や文化について、その魅力をうかがいました。
                  
                     
サイクルズ・カンパニー コーディネーター 岡田真帆さん
2010年 デスティネーション・スペシャリスト トルコ認定



Q.添乗員をされていたそうですね

 約7年間で70ヶ国以上を添乗しました。特に決まった方面はなく、まさに世界各国を巡り、そのなかで各地の古代遺跡や世界遺産を訪れる機会がありました。土台だけ、柱だけが残っているような遺跡を見ると、ここにどんな人たちがいて、どんな生活をしていたのか想像を掻き立てられます。そんなことを考えているだけでもロマンがありますよね。


Q.なかでもトルコに魅せられた理由は何ですか

 トルコは紀元前8000年以前から人が暮らしていました。肥沃な土地を求めた人々により、その歴史は幾重にも折り重なっています。そうした歴史を背景に遺跡を眺めると面白いですよ。例えば、有名なトロイの遺跡は紀元前3000年頃から5世紀頃までの町が地層のように積み重なっています。また、紀元前2000年頃から繁栄したヒッタイト帝国の首都、ハットゥシャの遺跡は、土台しか残っていません。しかし、王宮の跡、神殿、貢物や食料を貯蔵していたであろう倉庫の跡などが残されていて、そこに町があったことが物語られています。

 ローマ遺跡として残るエフェスは保存状態がいいので、残っている街なみから人々の生活を垣間見ることができます。セレシウスの図書館が有名ですが、彫像が並ぶストリートや劇場、教会などが残っています。


Q.お客さまはどんな方が多いのですか

 当社は、ネットを介して航空券や現地発着のツアーを手配しているので、やはりある程度旅慣れた方、また世界遺産や古代遺跡にこだわりのある方が多いですね。パッケージツアーでいくつもの観光地を駆け足で巡るのではなく、1つの遺跡をじっくり見学するような方です。当社で発行しているウォーキングガイドも、マップと写真だけで遺跡巡りを案内する内容になっています。

 また、季節によって客層も異なります。例えば春なら卒業旅行の学生が少しでも旅費を削るため、バスを利用する旅のアドバイスを求めてきます。トルコの国土は日本の2倍もあり広いので、場所によってはバスしか移動手段のない所、何時間もバスを乗り継がなくてはならない所もあるのです。


Q.遺跡以外のトルコの魅力を教えてください

 やはり何といっても食ですね。トルコ料理は世界3大料理の1つですし、日本人の口にも合うと思います。例えば人気の観光地カッパドキアへ行くなら、ぜひ食べてほしいのが壺焼き料理。肉や野菜を壺に入れて煮込む料理なのですが、これが絶品です。イスタンブールなら洗練された宮廷料理も味わえますし、シーフードもおいしいですよ。イスラム国のトルコは豚肉を食べませんが、牛やラム、鶏肉はよく使いますし、野菜ならナスを好んで使います。例えば焼きナスのペーストの上にラム肉のシチューを乗せたヒュンキャル・ベェーンディもおすすめです。


Q.トルコのDSを取得されていかがでしたか

 トルコの取り扱いが多い当社において、トルコ専任スタッフとして入社しましたので、DSに挑戦しました。普段は名刺にスペシャリストを明記したり、イベントの際にスペシャリストとしてトークをしたりしていますが、昨年はJATA主催、トルコ政府観光局とトルコ航空協力のイベントにも参加させていただきました。FITを集客するために、といったテーマでしたが、さまざまなジャンルの方とお会いできたり、トルコ料理を味見したりと、とてもいい機会になりました。


Q.今後、トルコのどのような点をアピールしていきたいと思いますか

 まずは、トルコという国を知ってもらいたいと思います。広大な国土には高山や高原地帯があるかと思えば砂漠地帯があり、また冬はスキーリゾート、夏はエーゲ海や地中海に面したエリアに極上のビーチリゾートもあります。このエリアはまだ日本人旅行者は少ないのですが、美しいビーチのあるオルデニズと組み合わせて、リキヤやクサントス/レトゥーンの遺跡をお勧めしていきたいです。

 また、トルコの人々は親日家でもあります。そもそも1890年にトルコの特使一行を乗せたエルトゥールル号が和歌山県紀伊大島の樫野崎沖で遭難した際、地元の村人が助かった約70名を手厚く介抱したという事実がトルコの教科書に掲載されており、子どもたちにもよく知られています。さらに、イラン・イラク戦争の際、イランに取り残された日本人を救ったのはトルコ人だったという話も有名で、日本とトルコの間にはこうした友好関係があることもぜひ知っていただきたいことの1つです。トルコの魅力ならいくら話しても話し足りないほどなので、ぜひトルコを旅行される際にはいろいろお尋ねいただきたいと思います。


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