スペシャリストインタビュー<オーストリア>:リージェンシー・グループ藤本和志さん

  • 2010年12月13日(月)
ヨーロッパでは“こだわり”のウェディング&ハネムーンを!

 ヨーロッパでのウェディングおよびハネムーンを専門に扱うリージェンシー・グループは、1988年の設立。同社は、オーストリアのウィーンにあるマリッジ・オーソリティ(婚姻登記所)で、日本人カップルのフォーマル・ウェディングを手掛けた初の法人でもあります。以来、イタリアの教会やオーストリアの宮殿などにおけるウェディングを次々と実現させ、ヨーロッパ・ウェディングのパイオニアとして業界に知られてきました。藤本さんは、そんな同社に入社して6年目の若きエース(あくまで自称)。ヨーロッパには特に縁のなかった藤本さんですが、今ではすっかりヨーロッパ通に。特に、オーストリアは2年前にスペシャリストを取得し、日々のセールストークに活用しているといいます。近年のヨーロッパ・ウェディングの傾向やオーストリアのおすすめ情報などを伺いました。
                                                      
                                              
リージェンシー・グループ営業部
藤本 和志さん
2008年度(第3期)オーストリア・旅のスペシャリスト認定



Q.海外滞在経験があるそうですね

 5年ほどオーストラリアに住んでいました。オーストリアではなく、オースト「ラ」リアです(笑)。ガイドカンパニーやツアーオペレーターで働いていたのですが、いずれも日本から送客されたお客さまを“受ける”仕事でした。日本から指示されたことをいかに問題なく、スムーズに終了させるか、毎日そんなことばかり考えていましたね。ある時、ツアーに組み込む現地オプショナルツアーを企画し、日本側へ提案する機会がありました。そのオプショナルツアーが意外と好評で、商品企画に興味を持ち始めたのです。ちょうど日本への帰国を考えていた時期だったので、日本では旅行そのものを企画立案し、提案する側の仕事がしたいと思っていました。


Q.リージェンシー・グループに入社されたのは帰国後ですか

 そうです。実はそれまでヨーロッパには一度も行ったことがなかったのですが、縁あって帰国後すぐに入社しました。オーストラリアでもウェディングを担当したことがありますが、オーストラリアはどちらかというとハワイやグアムのように、日本の会社が日本人のために造ったチャペルで式を挙げるリゾート・ウェディングが主流です。しかし歴史あるヨーロッパでは、チャペルだけでなく、古城や宮殿、市庁舎などの公共の建物、世界遺産など、挙式の舞台がバラエティに富んでいるのが魅力です。そこでは地元の人たちも式を挙げますし、オーストリアを含む多くの国が、日本人だけでなく、海外のカップルを積極的に誘致しているのです。


Q.だからさまざまなスタイルで挙式をすることができるのですね

 当社のホームページを見ていただくと、挙式場所を国別に選ぶことができるほか、「スタイルで選ぶ」という項目があります。たくさんの挙式スポットで、さまざまなスタイルの挙式が可能なので、選びきれないとおっしゃる方も多いですね。選び方はいろいろあると思いますが、まずは漠然としたイメージで構わないのでおふたりの希望を伺い、おふたりにあった挙式を紹介させていただいています。いずれにしても、せっかくヨーロッパで式を挙げるのですから、“こだわり”を持って選んでいただきたいですね。


Q.ヨーロッパ・ウェディングをするお客様の傾向は

 グアムやハワイなどのビーチリゾートを選ばれるお客さまより年齢層が高めという印象です。また以前は2人だけの挙式・ハネムーンが多かったのですが、今はご家族も同行されるケースがほとんどです。稀ですが、20人、30人という同行者を伴う例もありますね。デスティネーションは、イタリア、オーストリア、フランスの取り扱いが多いですが、最近ではチェコやクロアチア、スロヴェニアなどの人気も高いです。


Q.2年前にオーストリアのスペシャリストを受けた理由は何ですか

 もともと歴史が好きで、特にヨーロッパではハプスブルク家にゆかりの深いオーストリアに興味を持っていました。オーストリア政府観光局のセミナーに参加した時、オーストリアにもスペシャリストの資格があることを知り、会社からのサポートもあったのですぐに挑戦したのです。この年に当社では、私を含め3名がオーストリアのスペシャリストに認定されました。

 当社の業務はウェディング以外にも、ハネムーンをはじめとするFITの手配、業務渡航、またイタリア・サルディニアのホテルやパリにあるアパルトマンの日本代理店など多岐に渡ります。さまざまなセールストークにおいて各国の知識や情報が求められるため、スペシャリストの取得は知識の再確認や新しい発見という意味でよい機会となりました。オーストリアの話をしている時は、お客様に「この人はよく知っているな」という印象をもっていただいていると感じます。また、スペシャリストの認定書はお客さまの客観的な判断基準として有効ですし、スペシャリストからの根拠ある提案はお客さまにとっても受け入れやすいと思います。


Q.オーストリアのウェディングの特徴は何ですか

 宮殿や古城を舞台にし、音楽や歴史などのテーマ性を持ったウェディングが多いことです。その最たる場所が世界遺産のシェーンブルン宮殿やザルツブルクのミラベル宮殿ですね。

 また、最近ではオーストリアに限らず、大都市より郊外の小さな街が好まれる傾向にあります。人気の大都市は、常にたくさんの日本人旅行者がいて落ち着きません。そのような都市は挙式後の旅行で訪れ、挙式はその国の良さが素直に感じられる郊外で行うパターンが人気です。オーストリアの場合は、オーバーマイヤーホーフェン城ですね。ウィーンから車で約2時間、緑の美しい丘の上に建つ古城はプライベート感があり、何より静かです。ホテルとしても有名なこの古城に宿泊し、2日間は挙式を中心にゆったりとお過ごしいただけます。ウェディングランチやディナーなどのお食事も、城内のレストランで召し上がっていただくことができます。ここはオーストリア人にも人気のウェディング・スポットなので、ヨーロッパでも比較的挙式が多い5、6月の週末は、常に地元カップルの挙式が行われています。


Q.ウェディング以外にオーストリアでのおすすめはありますか

 オーストリアというと、オペラやコンサートなどの音楽関係が有名ですが、街歩きも楽しいと思います。特にウィーンは、ハプスブルク家ゆかりの王宮や宮殿に代表される中世の建築物と比較的新しい世紀末建築・近代建築が見事に融合している景観がユニークですね。また歴史的に意義のある建物には紅白の旗が掲げられているので、この旗を発見したら要チェックです!ゆっくり時間をかけて散策し、疲れたらカフェでひと休み。そんな感じで楽しんでいただけたらと思います。

 また、街を離れて自然散策もいいですよ。チロル地方のオーストリア・アルプスでハイキングなどをアクティブに楽しむのもいいですが、私はザルツカンマーグートがおすすめです。澄んだ水と空気、緑の濃淡が美しい山並みを望むことができる景勝地で、夏は避暑地、冬はウィンタースポーツで有名です。また映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても世界中に知られています。中でも世界遺産ハルシュタットは私のお気に入りの街です。見どころも多いですが、あえて何をするでもなく、欧米型の滞在を満喫するのがいいですね。オーストリアは音楽や歴史、建築などに興味のある方がこだわりのある旅をするケースが多いと思いますが、大自然の中で日ごろの疲れを癒す、そんな目的でオーストリアを訪れるのはいかがでしょうか。


ありがとうございました


オーストリア・旅のスペシャリストとは

オーストリア政府観光局が2006年に開始した資格制度。2009年までは「オーストリア・アカ
デミー」の名称で運営していましたが、2010年に本局のプログラムに移行し、「ACTSアカデ
ミー」に改称しました。ACTSとは、Austrian Certified Travel Specialist Programの
略。オーストリアに高い関心をもつ業界の人たちに、Eラーニングで専門知識を学んでもら
い、試験の成績優秀者をスペシャリストとして認定しています。合格者には公式認定証を進
呈するほか、同局の公式ホームページに紹介。また、研修旅行への招待、情報や資料の優先
配布、各種イベントへの優先招待などの特典もあります。過去5年間で、200名近いオースト
リア・旅のスペシャリストが誕生しました。
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