スペシャリスト・インタビュー:パーフェクトアイズ 係長 君塚良子さん

  • 2008年10月14日(火)
食べてよし、習ってよし!
幅広いスペイン料理とその文化に注目した旅行を


もともと、南ヨーロッパに興味があったという君塚さん。8年間の旅行会社での就業後、二度のイタリア留学を経て、ヨーロッパを得意方面とし、スペイン・ポルトガルの専門店として「旅専」に加盟するビッグツアーに入社されました。2007年10月にパーフェクトアイズと合併した後も引き続き、同社のブランドの1つとして「旅専」のメンバーとなっています。「自然や文化、おおらかな人間性など、すべてが好き」と語る君塚さんに、この地域の魅力を教えていただきました。

株式会社パーフェクトアイズ
 係長 君塚良子さん
  2007年度(第4回) デスティネーション・スペシャリスト スペイン・ポルトガル認定




Q.スペイン・ポルトガルのDSを取得された理由を教えてください

 最初は得意方面のイタリアの裏づけとして取得するか、学習の意味を兼ねて知識の向上を目的として受講するか悩みましたが、スペイン・ポルトガルの専門店として「旅専」に加盟していることから、この方面に詳しいお客様が多く訪れるので、ニーズに応えるためにスペイン・ポルトガルの受講を選びました。会社が積極的に社員のスキルアップのサポートをしており、認定を受ければ受講料を補助する制度があるので、これも後押ししてくれました。

 実は留学後に、他業種の企業に就職したことがありますが、業務に付随する知識を自ら勉強したいと思えるのは、旅行の仕事だけでした。ありきたりかもしれませんが、お客様と旅行の計画から組み立て、喜んでもらえるのがうれしく、やりがいのある仕事だと思っています。


Q.受講した内容は業務に役立っていますか

 この方面に詳しいお客様が多いといっても、例えばスペインなら、マドリッドとバルセロナ、アンダルシアしか知らないお客様が多く、申込者の9割がこの地域の旅行となっています。必然的に私の知識もこの地域に集中しがちですが、DSを受講したことでその他の都市や地域のことを知ることができました。特に、最近注目されている「巡礼の道」や「銀の道」など、お客様に勧める観光ルートの幅が広がりました。

 例えば、巡礼の道には昔の修道院を改築した5ツ星扱いの荘厳なパラドールがあるレオンという街や、小さな街だけれどガウディが設計したという司教館があるアストルガなど、行く先々に見どころがあります。私もぜひ、巡礼の道を辿り、最後の20キロほどは自分の足で歩いてサンチャゴ・デ・コンポステーラに行ってみたい。そして、救護院を改築したというパラドールにゴールのご褒美として泊まってみたいと思っています。


Q.おすすめの旅行を教えてください

 街並みや文化、自然、そして人々など、総体的に旅行の魅力があり、料理もそのひとつ。弊社ではスペインのバスク地方で料理を習うツアーを実施して、好評です。

 スペイン料理というと、パエリアのような大盛りの料理のイメージが強いですが、バルのようにおつまみを小皿に出して食べる料理もあり、なかでも「ピンチョス」は串刺しのフィンガーフードなのに見た目は繊細。ヨーロッパで食といえばフランス、そしてイタリアですが、世界的に有名なレストラン「エルブジ」など、日本の会席料理のように盛り付けも美しい料理もあり、いまやスペイン料理はイタリア料理に先行している部分もあると思います。

 そんなスペインのなかでもバスク地方は食が美味しいことで知られ、特に高級リゾート地のサン・セバスティアンは美食の町として有名。ここにはグルメ愛好家の美食クラブが多くあるのですが、そのなかに「男たちの美食クラブ」と呼ばれる男性が料理を作って楽しむ伝統的なクラブがあるんです。弊社のツアーではこのクラブでバスクの有名なタパスを習うというプランで、日本からの参加者の場合は特別に女性もOKにしています。料理を介して、その土地の伝統や風習に触れることができるのが面白いですよね。


Q.イタリアでの滞在経験が長く、スペイン、ポルトガルを含めた南ヨーロッパの造詣が深いと思います。国々に違いはありますか

 イタリア滞在中はイタリア国内のほか、スペインやポルトガルにも旅行に出かけましたが、国単位というよりも、地域への所属意識の強さに驚きました。国よりも自分の街や村の結束が強く、各人が自分のところが大好き。料理もそれぞれの地域で雰囲気が異なり「うちのところが一番美味しい」って、胸を張って勧めます。日本人はそこまで言い切れないところがありますが、それほど自分の故郷を誇りに思える気持ちが素敵だと思います。

日本人からするとあまり大差がないように感じますが、それでも少しずつ文化や気質など違いがあるようです。私も留学では当初、ピサに留学したのですがなんとなくなじめず、電車で15分ほどのリボルノの町に引越したという経験があります。ですから、国としてみるよりも、それぞれの地方や地域、町の小さな違いに敏感に察知できると、旅行が面白く感じるかもしれませんね。



ありがとうございました


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