スペシャリスト・インタビュー:ダイナスティーホリデー 小林邦子さん

  • 2008年6月10日(火)
台湾は元気になれる場所
毎回、必ず新しい魅力に出会う


チャイナエアライン(CI)グループのダイナスティーホリデーでランド手配に携わり、昨年から予約課に異動された小林さん。DSに挑戦したのは、それまでの業務経験がどれくらい通用するか試してみようと思ったのが理由で、認定を得たことで業務へのモチベーションが上がったそうです。もう一つ、小林さんの意欲の源となっているのが、台湾への旅行。プライベートでも必ず毎年1回、昨年は3回も行き、毎回元気付けられるといいます。台湾の旅行動向や魅力をうかがいました。

ダイナスティーホリデー 
  営業部 予約課 係長 小林邦子さん
  2006年度(第3回) デスティネーション・スペシャリスト 台湾認定



Q.最近の台湾旅行の傾向を教えてください

 初めての方でもスケルトンタイプのツアーで行く人が増えてきました。6、7年前までは到着日に市内観光が付くツアーが半分くらいでしたが、今は70%から80%がスケルトンタイプのツアー。台湾は日本語が通じるところも多いし、インターネットで情報が集められるので、初めてでもフリーという人が増えたんだと思います。

 デスティネーションのメインは台北がほとんど。販売されている商品は台北が多く、2泊から3泊の旅行が多い。さらに値段の安い午後便利用を希望する人も多く、台北をメインにすることが多いようです。高雄や花蓮など、地方は訪問する人は台北に比べるとまだまだ少ないので、これから訪れる人が増え、サービス面でも伸びていく可能性があると思います。



Q.台湾旅行で、最近注目しているものはありますか
 
 旅番組で取り上げられる台湾旅行の王道は、グルメ、エステやマッサージと温泉ですが、日本人は温泉にはなかなか行かないようです。「日本にあるからわざわざ行かなくても…」と思うようですが、行ってみると「良かった」という人が多い。2回目以降の方にはおすすめですね。

 台北近郊には車で1時間くらいで行ける、日帰り温泉があります。中でも北投と烏来は気軽に行けるのでおすすめ。台湾の温泉は少し前までは水着を着用する必要がありましたが、今は日本式に裸で入れるところが増えてきました。大浴場のほか貸切用の個人風呂もあって、温泉自体はあまり日本と変わりません。ただし、習慣は日本と異なり、これが面白いですよ。例えば現地の人は温泉に食事は必須。家族全員で出かけ、温泉の前後にコテコテの中華をたくさん食べるのが、温泉での過ごし方なんです。パワフルですよ。日本を真似して、高級スパとちょっとおしゃれな食事をあわせたスタイリッシュな温泉も出てきていますが、台湾らしい温泉サービスは残ってほしいですよね。



Q.小林さんにとって台湾はどんなデスティネーションですか

 いろんな意味で元気になれる場所です。美味しいものを食べて、温泉に入ってマッサージを受ける。グルメやエステ・マッサージだけでも満足ですが、私は現地で、人々の日常の様子を見ているだけで元気になります。いい意味で細かいことにこだわらないところがあって、落ち込んでいる時でも「なんとかなるんじゃないか」って思える。旅行をすると体力的には疲れますが、帰国後の日常生活を前向きに充実した気分で向き合うことができるんです。


Q.お気に入りの場所を教えてください

 観光地でいえばメジャーなスポットですが、「忠烈祠」の衛兵交代。台湾では国父紀念館でも見られますが、忠烈祠の方は総勢4人の衛兵が交代するので規模が大きく時間も長いので、見ごたえあります。それに、うわさによると、衛兵になるにはビジュアルも重視されていて、身長や家柄、顔も採用基準って言われているほど、かっこいい人が多いですよ。

 それから食事も好きですね。下町グルメから高級料理まで幅広く、しかも予算も安い。豪勢な料理も、日本で食べるよりも安い料金で楽しめます。例えば3000円あれば、リーズナブルな料理で量を増やすこともできるし、日本で3000円遣うよりは少し贅沢な食事もできます。1日に食べられる食事の回数が限られているのが、残念なくらいです。



Q.ぜひ、台湾で体験して欲しいことはありますか

 初めての人には市内観光を勧めます。ガイドさんはガイドブックの情報だけでは分からない情報を知っていますし、話の合間には現地のトレンドなど最新情報も教えてくれる。それに加えてやはり、ぜひ自分の足で街を歩いて欲しい。旅行会社としては市内観光・全食事付きの方が儲かりますが、自分で歩いた方が旅をしている実感が沸きますよね。MRTやバスが運行していて交通は便利だし、漢字文化なのである程度、案内は読める。台湾は親日的で分からなくなったら、声をかけてくれることもありますよ。危ないことはして欲しくありませんが、2、3人いればなんとか頑張れます。

 私は台湾に行くと、必ずマッサージに行きます。それも街で見かけたところにふらっと入るのですが、技量は人によってまちまち。本格的な店でも理容室的な店でも、マッサージの上手さは店の雰囲気では分かりません。正式な免許状を持っている店でも、必ず満足するとは限りませんよ。それもまた、台湾の面白さなのだと思っています。



Q.以前の会社を含め、長く旅行業界で働いていらっしゃいますが、今の旅行業界に対して思うことありますか

 最近、今までの仕事を振り返ったうえで今の自分や周囲を見ると、「あきらめてる」と思うときがあります。もっと元気でいいのかな、って思います。私が旅行業界に入ったばかりの頃は、とんでもないって思われるような失敗もし、乗り切ってきた。今は、穏便にクレームがおきないようにという風潮が強すぎる気がします。もちろん、依頼どおりに正しい手配をし、商品・サービスを提供することは当たり前のことですが、今はお客様の目や法律が厳しくなり、それにとらわれて丸く済ませよう、と守りにはいっている気がするのです。

 以前はもっと楽しかったことが多いように思います。面白おかしいのと仕事は違いますが、失敗を恐れるよりも、現状より良くしようと前進していく気持ちを、忘れてはいけないですね。


ありがとうございました


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