スペシャリスト・インタビュー ひろでん中国新聞旅行株式会社 安保芳洋さん

  • 2007年6月26日(火)
商品の質を理解し、リピートされる商品・販売を目指して

ひろでん中国旅行新聞は、広島電鉄と中国新聞を親会社に持ち、広島発着の旅行商品を強みとする地域密着型の旅行会社。同社で勤続24年目の安保さんは、旅行のプロが得意方面を持ち「素材の質を理解して正しく伝えることが、お客様の満足に繋がる」とおっしゃいます。「良い商品には良いお客様が集まる。商品の良さが分かれば、必ずリピートしてくれる」との信念をお聞きしました。

ひろでん中国新聞旅行株式会社 福山営業所 安保芳洋さん
 2003年度(第1回) トラベル・コーディネーター認定
 2004年度(第1回) デスティネーション・スペシャリスト オランダ・ベルギー認定
 2005年度(第2回) デスティネーション・スペシャリスト イタリア・マルタ
 2006年度(第3回) デスティネーション・スペシャリスト スカンジナビア合格 認可申請中
 2007年度(第4回) デスティネーション・スペシャリスト インドシナ 受講申請


Q.プロとして旅を企画し、販売する上で、重要なことは何だと思いますか

メディアやインターネットが発達し、今や地方でも個人で自由に海外旅行ができる時代になりましたから、旅行会社には質が問われます。価格だけでない質の高い商品を企画し、いかに売っていくかが重要です。ホテルや観光地にしても実際に下見して体験し、「ここはこんな特徴のあるホテルだから満足でき、それに見合った価格です」などと、自信を持って「よい」といえるツアーであることを、正確に伝えていくことが大切なのだと思います。

Q.それが信頼を生み、リピーターに繋がるということですね

はい。リピーターのグループに旅行の企画をお願いされることもあります。ヨーロッパを中心に利用いただいているお客様グループに、「おとぎの国のイメージで、食事も美味しいものが食べたい」と、ベルギー旅行を希望されました。そこでデュルブイを訪れ、アルデンヌの森ではドライブ途中に興味を持った景色の場所で立ち止まって、ゆったり過ごし、料理もベルギーで一番と評判の3ツ星レストランなどを組み込み、ご満足いただけました。パッケージツアーならではの良さが伝われば、お客様は必ず、何回もリピートしてくださいます。

Q.DS養成講座も積極的に受講されていますね

会社の補助のおかげもありますが、やはりプロとして得意な地域を持つことが大切だと思うので、1年に1つずつ受講しています。今は興味のある方面はお客様の方が詳しいですからね。いろんな国の良い点を学び、良い商品に結び付け、売れるようにしていきたいと思います。

講座終了後、自分が行きたいと思ったテーマでツアーも作りました。オランダをメインにした花を巡る旅で、キューケンコフ公園と春と秋のパレードなどのお祭りを見に行くツアーです。ただ、オランダの旅行はヨーロッパの大デスティネーションに比べて一般の認知度が低いので、良い商品を作っても内容をアピールするのが難しい。どのように広めていくかも、考えないといけませんね。観光局とタイアップして、小さな説明会でも開催できたらいいですね。

Q.御社は広島が本拠地ですが、地方ならではの特徴はありますか

弊社は広島発着を中心に作っていますので、ヨーロッパのツアー設定は期間を限定しており、少ないんです。オランダの場合、大手のツアーは広島から関空で乗継ぎ、KLMオランダ航空の直行便を利用するのが多いですが、弊社は広島から出国・帰国する場合、中国や台湾経由を利用するので、お客様には「ヨーロッパに行くのになぜ?」って思われるようです。また、大手と組んで広島発のチャーターも利用することもあります。これは今後、規制緩和によって商品バラエティの増加が期待できる部分でもあります。

Q.今後の目標を教えてください

これからもコンスタントに勉強を続けていきます。それを糧に自分が作った商品に添乗し、喜んでもらえる時がプロとして一番うれしいこと。お客様の反応を直接感じ、さらに次回に活かしていきます。

反応は本当に様々で、ちょっとした気配りで感激していただいたり、逆に苦心したけれどあまり喜ばれなかったりと、毎回学ぶことがあります。例えば、移動中の列車での食事に簡単な和食とお茶を用意したところ、「昨日の晩は疲れて食べられなかったから、ほっとした」と喜ばれたことがありました。逆に、力を入れて良いレストランを用意したと思ったのにイマイチだった、などなど。パッケージツアーは1人の意見が全てではありませんが、参考にして本当に質の良い旅行に改良していきたい。お客様にきちんと説明できる商品に1度でも行ってもらえれば、それが信頼されるブランドになるのだと思っています。

ありがとうございました。


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