スペシャリスト・インタビュー ブルーム・アンド・グロウ 橋本亮一さん

  • 2007年5月15日(火)
得意分野を拡大し、選ばれる旅のコンサルタントに

株式会社ブルーム・アンド・グロウ
 代表取締役 橋本亮一さん
  2004年度 トラベル・コーディネーター認定
  2005年度 デスティネーション・スペシャリスト ニュージーランド 認定
         デスティネーション・スペシャリスト チェコ・ハンガリー 認定
  2006年度 デスティネーション・スペシャリスト ドイツ 合格
         デスティネーション・スペシャリスト 香港・マカオ 合格
  ※ドイツと香港・マカオは認定要件を申請中



店頭にパンフレットを置かず、お客様とじっくり打合せしながら、オーダーメイドの旅行を提供する橋本さん。コンサルティングには「デスティネーションのほか、幅広い知識が必要」といいます。橋本さんの顧客の中心は、通常のパッケージツアーでは満足しない30代〜40代の女性。そのほとんどがクチコミでお店を知り、中には2時間かけてまで来店される方もいるとか。お話を伺いました。

Q.パンフレットなしで、どのようにお話を進めるのですか

当社では基本的に、予約の上で来店していただくようにしています。お客様の中で最も多いのが、特に目的地も決めずに来店する方。漠然と抱く旅行のイメージや興味のある事柄を伺いながら、その人が喜びそうなプランを提案していきます。また、数社のパンフレットを持参され、「どれがいいか」と質問する方もいらっしゃいます。そういう時はあやふやな態度をとらず、プロとしての主観を交え、あえてズバッと答えるようにしています。

あと、他社で申し込んだものの、もっと詳しい情報が欲しいと、旅行先や旅行そのものに関する相談をする方もいらっしゃいます。この場合はきちんと、30分単位で相談料金を頂いています。

Q.満足度の高いコンサルティングに必要な要素は何でしょうか

デスティネーションの基本情報はもちろん、その場所の文化・歴史の概略は最低条件。これがなければコンサルティングは成り立ちません。とはいえ、世界中を全て網羅することは厳しいので、得意方面を少しずつ増やすように努力しています。

こだわりの強いお客様を相手にするときは、文化史などの専門書や、大学受験の参考書などにも目を通します。でも実際は本で情報を得ることよりも、自分の趣味や教養の幅を広げることの方が、良いコンサルティングをする上で大切だと感じています。

Q.複数のDS資格を取得されましたが、制度に対する要望はありますか

養成講座には、得意方面の強化と弱い方面の補填の、2点を期待しています。修了期限やテストなどがあり、ある意味で強制的にやる気にさせられて(笑)、勉強しやすかったですね。個人のスキルアップのみならず、DSを取得した人材を業界全体でフルに活かせる仕組みがあれば、より有益だと思います。認定者が個々に活動しているだけでは、もったいないですよね。

Q.どのようなことを考えていますか

せっかく業界挙げての資格なのですから、認定者同士や観光局、JATAなど、制度に関係する人や機関との連携をもっと密にして情報交換ができれば、と思っています。「こんな企画がお客様に喜ばれた」などの生きた話を通して、今後の業務に役立てることもできます。例えば、インターネット上のコミュニティやメールマガジン、年に数回のオフラインパーティなどがあると、面白いと思います。

そしてもうひとつ、DS取得者に対するインセンティブ的なメリットがあると、制度自体がより活発になるのではないでしょうか。現地視察に行く場合は航空券代が割引になるとか、研修ツアーに優先的に参加できるとなれば、受講者も増えますよね。

Q.橋本さんが考える、コンサルティングのあるべき姿は

インターネットがこれだけ発達している中で、これまでと同じカウンター業務をしていたのでは、来店者が減るのは当たり前。ですが、インターネットの利便性、機能性が向上し、情報が氾濫するほど、プロのアドバイスを必要とするお客様が必ず出てきます。そういう人たちから、指名が入るような人材が増えるといいですね。専門方面や分野を持って、この方面のことならこの人、このテーマならこの会社などと。お客様は相談する価値のある、旅行のプロを待っているのだと思います。私もそうなれるように、日々勉強を続けるつもりです。

ありがとうございました。
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