Photo NEWS Vol.026

全日空のムンバイ線ビジネスジェット−「安らぎ」を最重視

全日空(NH)は9月1日から、成田/ムンバイ線にビジネスジェットを就航した。サービスなどの企画段階では、インドで事業を展開する日本企業15社から声を集め、利用を想定するビジネスマンのニーズを把握。「機内だけでもほっとしたい」、「ゆったり寛ぎたい」、「日本を感じられる食事を」といった声から、「安らぎ」や「寛ぎ」をテーマとした。当日のニュースはコチラ
写真をクリックすると拡大して見る事ができます。
次写真の右半分をクリックすると次の写真が表示されます。左半分をクリックすると前の写真に戻ります。
一覧に戻るには写真右下のCLOSEをクリックまたはページの黒い部分をクリックしてください。
使用機材はB737-700ER型機。NHがローンチ・カスタマーだ 搭乗口。小型機のためサイズはあまり大きくないが、人がすれ違う余裕はある 前方からの機内。エコノミークラスを併設すれば126席は配置できる大きさながら、座席は合計で36席だ 座席は前方に向かって左側が10列、右側が8列という配置 シートピッチを最大で155センチメートル、シート幅を52センチメートルとし、ゆったりとした空間作りをめざした>
ポータブル・エンターテイメント・システム。機器を保持するアームは肘当てに、また機器自体も肘当て側面のポケットに収納可能だ リクライニングシートのコントロールパネル。肘当てにテーブルが格納されている 読書灯。LEDを使用しており輝度は十分。角度も自由に変更可能だ 機内の空間は、小型機ながら余裕のあるつくりとしている 非常口は機内の最前部、中央部と最後部の左右にそれぞれ1つずつ。写真は中央部のもの
機内食では、温かいご飯と味噌汁、漬物を毎食提供できるようにしている。写真のメインは「黒毛和牛のサーロインステーキ」 機内食の一部。黒毛和牛や九州産黒豚などを使用し、洋食でも日本を感じられるように工夫している 機内食では「インディアンセレクテッド」として、「若鶏とタンドーリーサフランライス添え」も用意。デザートを挟んで手前はベジタリアンミール 到着前の軽食メニュー(1)。和食と麺類から選べる。11月までは「けんちん汁」と「ペンネボローニャ風」 到着前の軽食メニュー(2)。インディアンセレクテッド
ワインは通常のものに加えて、「ANA TODAY'S SELECTION」として、特にグレードの高い人気のワインを毎日用意。地酒や焼酎も揃えている ワイングラスは、トレンドを意識し「ステムレスグラス」を採用。感触や見た目の安定感を重視した シートをリクライニングさせたところ。ヘッドレストカバーも専用のものを使用する 専用の枕と毛布はシルク製 スリッパやヘッドホンなど。左の座席がリクライニングしているが、圧迫感は全くない
アメニティキット。インドで必要となるものを提供している これまでファーストクラスで提供していた、ラベンダーオイルも提供 前方のトイレ。NHとして初めてトイレ内に窓を設置した 機内最前部のギャレー。小型機のため、食器などを軽量化する必要があったという 日本で初めてコックピットに装着された「ヘッドアップディスプレイ」。外部を監視しながら高度や速度を確認できるため、安全性を向上させられる