現地レポート:グアム、MICE受入体制を強化、多様なイベント訴求

大型コンベンション施設開業で市場拡大期待
グアムならではの体験を鍵にイベントも

  • 2015年8月4日(火)

ハイアット・リージェンシー・グアムの前に広がる海。遠浅で、透明度が非常に高い  グアム政府観光局(GVB)は6月5日から8日まで、研修旅行として「ハファデイ・グアム・スタディ・ツアー2015」を開催した。同ツアーには全国の旅行会社から商品造成担当やカウンターセールスなどの社員が約60名参加。セミナーや商談会に出席し、ホテルやコンベンションホールなどの視察もおこなった。今回はツアーに参加して取材した、GVBの団体誘致やインフラ整備などの取り組みを紹介する。

15年は日本人訪問者数82万人を目標
インフラ整備に注力

GVB局長のジョン・ネイサン・デナイト氏  「安・近・短」のリゾート地として日本人に人気が高いグアムだが、GVBによると2014年の日本人訪問者数は前年比9.3%減の81万253人だった。円安やユナイテッド航空(UA)の地方路線の運休などにより、座席供給量が減ったことなどが一因との考え。15年は日本人訪問者数82万人を目標とし、さらなる誘客に向けた取り組みをおこなう。

 日本人訪問者数を増やすには、座席供給量の増加が重要なポイントの1つだ。GVB局長のジョン・ネイサン・デナイト氏は現在、UAが日本6都市から直行便を運航していることを「非常に光栄である」と述べた上で、1日1便で運航している日本航空(JL)に対して、「常に満席であるため、座席数を増やしてもらいたい」と要望した。また、定期便が運航していない羽田空港に関しては、「定期便やチャーター便を運航してもらえるよう、(航空会社と)引き続き交渉していく」と説明。今後は一般消費者に対するグアムの露出の機会を増やすことで訪問者数増をはかり、各航空会社の座席数の増加につなげたい考え。

昨年開業したロッテホテル・グアムの客室。チャペルや宴会場もある さらに、GVBは20年の目標として外国人訪問者数200万人、日本人訪問者120万人を掲げている。これに関してデナイト氏は「座席供給量はもちろんだが、1番の鍵となるのはホテルの客室数だろう。インフラを整備しなければ目標は達成できない」と宿泊室数の増加への働きかけにも意欲を示した。GVBでは現在グアムにある約8000室の客室を、20年までに1万室以上に増やしたい考え。既存のホテルの所有者が施設の改装や修理をおこなう場合に、税金面で優遇するプログラムも導入し、積極的な施設の拡大を推奨している。

ホテル・ニッコー・グアムのオーシャンフロントスーペリア。スタンダードタイプの客室で、全222室を用意 ピーク時の客室不足が問題視されるグアムだが、昨年6月にはロッテホテル・グアムが総客室数222室でオープンした。スタンダードタイプのオーシャンフロントデラックスルームは79室あり、バスタブとシャワーブースが別になった大理石のバスルームを用意した。

 また、総客室数492室のホテル・ニッコー・グアムは昨年4月、オーシャンフロントプレミアムルーム全114室を改装した。現在は、新たにタワー棟の建設計画も進行中だ。25階建て、総客室数350室となる予定で、18年の開業をめざす。

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