【自治体・DMO様向け】地域観光DXプラットフォーム「里山コネクト」とは
今回は陣屋コネクトが新しく立ち上げた地域共通DXプラットフォーム「里山コネクト」をご紹介します。
【里山コネクト誕生の背景】
お陰様で、クラウド型宿泊施設向け管理システム「陣屋コネクト」の販売を開始してから約10年が経過し、今では導入実績が全国で450施設を超えました。
これまで陣屋コネクトの販売・サポートを通じてユーザーの皆様を支援してきましたが、皆様とお話する中で多くの方が共通の課題を持っていることを感じ、ずっと悶々としていました。
「まちや旅館の魅力をどうアピールしたら良いか分からない。。」
「忙しくて時間がないし人もいない。。」
「資金もない。。」
小さな施設さんですと特に悩まれることだと思います。
まちに多くの宿泊施設があったとしても、それぞれが別々に行動していれば非常に非効率な運用になってしまいます。力を合わせて皆で協力できる仕組みを用意すれば効率的にアピールできますし、旅行客にとっても個別の宿泊施設だけではなくまち全体をより魅力的に感じてくれるのではないかと思いました。
そこで開発を始めたのが里山コネクトです。
【里山コネクトについて】
里山コネクトの目指すところ、それはずばり「まち一体で、おもてなし」です。
里山コネクトホームページより https://satoyama.jinya-connect.com/
里山コネクトは、宿泊施設だけではなく飲食店やアクティビティ施設を含む、まち全体の観光事業者をあたかも1つの施設として捉えます。
異なる宿泊施設を束ね、さらに飲食店やアクティビティ施設を旅館の1つのプランのように扱うことで、さまざまなデータや機能がシェアできるようになります。
予約データ、顧客データ、販売活動、マーケティング活動、レベニューマネジメント、人的リソース、食材、、、挙げるときりがありません。
データをまちの事業者間で共有することにより、これらを実現していくための共通のプラットフォームが里山コネクトです。具体的には、地域に特化したオンライントラベルエージェント機能、自社(他社)ホームページ経由の予約機能、PMS機能(※)を提供しています。
※Property Management Systemと呼ばれる観光施設向けの業務管理システム
「地域に特化した」というのがポイントで、地域の方が自ら里山コネクトを運用して、予約データや顧客データを持ち、自分達でデータを活用していくということを想定して作られています。
里山コネクトでは、これらの機能を無料から提供することにより、小さな施設様でも導入しやすい料金体系としています。
地域の活性化に取り組む自治体様、DMO様にもご活用いただける仕組みとなっています。
↓観光庁による地域でのデータ活用に向けた実証事業の公募もすでに始まっています。
ご興味がある方は、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。
ホテル・旅館のPMSは陣屋コネクトにご相談ください
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