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円安でも楽しめる!おすすめの海外旅行先やコスパ旅のコツをご紹介

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「海外旅行に行きたいけれど、円安だから難しそう……」と諦めていませんか?たしかに円安の影響で、海外旅行費用が以前よりも高くなったと感じる方もいるかもしれません。しかし、行き先や過ごし方を工夫すれば、円安の今でも十分に海外旅行を楽しめます。

本記事では、円安時代でも満足度の高い海外旅行をかなえるコツや、物価が安くコスパ抜群の国を、海外旅行経験豊富な筆者がご紹介します。賢く行き先を選んで、今しかできない海外体験を楽しみましょう!

目次

円安時の海外旅行への影響

円安とは、日本円の価値が外国の通貨に比べて低くなることを指します。たとえば、費用をドルで計算する場合、1ドル=100円のときよりも1ドル=150円のときのほうが、日本円で支払う金額は高くなりますよね。そのため、航空券・ホテル・食事・観光などの出費が、全体的に増える傾向があるのです。

特に欧米諸国のように物価そのものが高い地域では、円安の影響をより強く受け、以前よりも「高くついた」と感じるケースが増えています。ただし、物価が安い国や、円安の影響が比較的少ない国を選べば、以前と変わらずお得に旅を楽しむことも可能です。また、ローカルの人が通うお店に行ったり、コストのかからない場所で観光したりすることで、費用を抑えられることも。

旅行先や過ごし方を工夫することで、円安時代でも海外旅行を楽しめることでしょう。

円安時代の海外旅行を楽しむためのポイント5選

「円安でも海外旅行は本当に楽しめるの?」と不安を感じている方のために、ここでは円安の影響を最小限に抑えながら、満足度の高い旅行を楽しむための5つのポイントをご紹介します。

航空券はLCCやセールを賢く活用

旅費の中で大きな割合を占めるのが航空券代です。円安時には、特に価格が気になる部分ですよね。航空券を買う際は、LCC(格安航空会社)を選べば、大手航空会社よりもコストを抑えて渡航できます。韓国や台湾など近距離路線では、往復1万円台から購入できることも。

また、航空会社のセールやキャンペーンも要チェック!SNSやメールマガジンをフォローして、お得な情報を逃さないようにしましょう。旅行の日程を柔軟に調整できるなら、曜日や時期をずらすだけでも価格が大きく変わることがありますよ。

宿泊費を抑えるなら「ホステル」や「ゲストハウス」も視野に

ホテル滞在は快適ですが、円安時には宿泊費用の高さが気になるもの。なるべく宿泊費を抑えたい方は、「ホステル」や「ゲストハウス」を視野に入れてみましょう。最近では清潔感のあるホステル・ゲストハウスも増えており、ドミトリータイプだけでなく個室を併設しているところもあるので、プライベートを確保したい人にもおすすめです。

「宿泊はシンプルでOK、浮いた分はグルメやアクティビティにまわしたい!」という方に向いてますよ♪

食事は現地のローカルフードやスーパーで

レストランでの食事は、どうしても費用がかさんでしまいますよね。食費を抑えたい方は、ぜひ屋台やローカル食堂を活用してみましょう。特に物価の安い国では、日本では考えられないほど安く、本格的な味を楽しめます。

また、現地のスーパーマーケットを活用するのもおすすめです。朝食や軽食をスーパーで調達するだけでも、かなりの節約になります。自炊ができる宿の場合は、食材を調達して自分で調理してみるのも良いでしょう。

無料・格安で楽しめる観光地や街歩きスポットを堪能

観光費も、円安時にはできるだけ工夫したいポイントです。有料のテーマパークや美術館以外にも、入場料が無料の公園や博物館、市場巡り、ハイキングなど、お金をかけなくても満喫できるアクティビティはたくさんあります。現地の文化や雰囲気を肌で感じ取れるスポットも多いので、写真撮影や散策だけでも十分楽しめますよ♪

事前にリサーチして、自分だけのオリジナルの旅を計画してみましょう。

お土産は「バラマキ土産」と「スーパー」で調達がベター

友人や職場へのお土産は意外と出費がかさむ部分。円安時の旅行では、ローカルスーパーやドラッグストアを上手に利用するのがおすすめです。お菓子や美容アイテム、ちょっとした調味料など軽くて配りやすいものが豊富なので、「バラマキ土産」としても最適ですよ。

同じ商品でも、観光地のメインストリートにある土産店よりも安く手に入ることも多いので、ぜひローカルスーパーやドラッグストアの売り場をチェックしてみましょう。

円安でも行きやすい!おすすめの海外旅行先10選

ここからは、「でも結局どの国を選べば良いかがわからない」という方のために、物価が安く円安の影響を受けにくい国や、旅の満足度が高いおすすめの旅行先をご紹介します。ぜひチェックして、旅先選びの参考にしてみてくださいね。

韓国|日本から近く航空券も安い◎グルメやショッピングを満喫♪

日本からわずか2〜3時間でアクセスできる「韓国」は、円安下でも旅行しやすい国のひとつです。LCC利用なら航空券も格安で、週末プチ旅行にも最適!多少円安の影響はありますが、元々の物価が欧米に比べると低めなので、コスメやファッションをリーズナブルに楽しめます。また、美容医療も日本と比較すると安めの料金設定なので、肌管理のために渡韓する女性も多いですよ。

さらに、韓国グルメはボリューム満点で安いのが特徴!屋台や市場では1,000円以内で大満足の食事が可能です。日本円との為替影響が比較的小さいので、大きな物価高を感じにくいのもポイントでしょう。

台湾|夜市での食べ歩きや九份などの無料フォトジェニックスポットも!

親日国として知られる「台湾」も、円安でも行きやすい人気の旅行先です。元々物価が安く、特に夜市での食べ歩きでは、少ない予算で豊富な種類のB級グルメを堪能できます。小籠包や魯肉飯(ルーローハン)、人気のタピオカドリンクなど、本場の味を驚くほど安く楽しめるのはうれしいポイントですね。

また、「九份」や「中正紀念堂」など、入場無料のフォトジェニックスポットも充実しているので、観光費用を抑えながら満足度の高い旅ができるのも魅力のひとつです。

ベトナム|物価の安さが魅力!豊かな自然とローカルフードを楽しもう

ベトナム」は円安の影響を受けにくく、アジアの中でも特に物価が安い国のひとつです。フォーやバインミーなどのローカルグルメは数百円で楽しめ、屋台や食堂で本場の味を堪能できます。もちろんグルメだけでなく、アジアン雑貨やスパなども日本の半額以下で楽しめますよ。

ハノイやホーチミンといった都市部はもちろん、ダナンなどのビーチリゾートに足を延ばしてみるのもおすすめです。アジアらしい街並みや自然の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。

タイ|円安でも物価が安い!寺院巡りやマッサージ三昧も

「観光・グルメ・癒やし」すべての良いとこ取りをしたい方には、「タイ」がおすすめです。タイも物価が安く、円安の影響を受けにくい国のひとつ。

首都バンコクでは、1泊2,000円前後の宿も豊富で、寺院巡りや屋台グルメ、1時間数百円で受けられるマッサージなど、格安でリフレッシュできるアクティビティがそろっています。筆者はタイに1ヶ月住んでいたことがあるのですが、毎日のようにマッサージに通っていました!

また、ナイトマーケットやウィークエンドマーケットが豊富なので、ショッピング三昧をしたい方にもぴったりです。円安下でも、日本の1/3程度の値段で買い物が楽しめますよ。

フィリピン|セブ島などビーチリゾートが豊富で物価も安め

美しいビーチリゾートが点在する「フィリピン」も、物価が安く穴場の旅行先です。特にセブ島は、日本からの直行便も多く、気軽にリゾート気分を味わえます。LCCのセブパシフィック航空を利用すれば、航空券代も抑えられますよ。

宿泊施設も幅広く、リゾートホテルから格安ゲストハウスまで予算に合わせて選べるのがポイントです。透明度の高い海でのシュノーケリングや、ダイビングなどのビーチアクティビティが人気で、南国リゾートをコスパ良く楽しめるでしょう。タイと同様に、マッサージやスパなどの価格も安いので、女子旅にも最適ですよ。

マレーシア|円安は緩やかで欧米ほどの影響なし!美食を堪能できる国

マレーシア」は、多民族国家ならではの多彩な食文化が魅力の国です。マレー料理、中華、インド料理などを手ごろな価格で楽しめます。円安の影響も欧米ほどではないため、円安下でも旅行しやすく、ホテルも日本より安価で泊まれる施設が多いのがうれしいポイント。LCC便も豊富なので、コスパ良く安心して楽しめますよ。

近代的な都市と自然が融合したクアラルンプールを拠点に、観光やグルメを楽しみたい方におすすめです。

インドネシア|ヴィラ付きリゾートもコスパ良く泊まれちゃう!

バリ島など、美しいビーチリゾートで知られる「インドネシア」は、円安でもラグジュアリーな滞在がかなう穴場リゾートです。豪華なヴィラやリゾートホテルが、1泊1万円前後から宿泊可能なケースもあり、贅沢な気分を味わいながら節約もできるのが魅力。もちろん、ローカルフードや雑貨も安く、ショッピングもグルメも満喫できます。

豊かな自然や伝統文化も楽しめ、スパやマッサージも手ごろに体験可能!リゾート気分を安く楽しみたい方にぴったりの旅行先です。

トルコ|実はトルコリラに対しては円高?ホテル料金もお得に

意外と知られていない円安時の穴場旅行先が、「トルコ」です。実は、近年トルコリラ安が進んでいるため、リラに対しては円高の状態が続いています。以前は価格が高めだったイスタンブールのホテルが、現在は日本国内のビジネスホテル程度の料金で泊まれることも!観光や食事も手ごろな価格で楽しめます。

日本から少し距離があるため、航空券代は多少コストがかかりますが、バザールでの買い物なども比較的リーズナブル!歴史的な街並みや壮大な自然を楽しめるスポットが多いので、観光の満足度も高いおすすめの国ですよ。

ドバイ|コスパ良くラグジュアリーステイを堪能するならココ!

ドバイ=高級」のイメージが強いですが、実は円安でもコスパ良く楽しめる、おすすめの国のひとつです。新興都市ならではのホテル競争が激しく、4つ星・5つ星ホテルも日本より割安な価格で泊まれたり、食事もローカルフードなら1,000円以下で堪能できたりと、工夫次第で意外と安く滞在できます。

無料で楽しめる噴水ショーや、ビーチ・公園など、お金をかけずに満喫できるスポットも豊富。贅沢感を味わいつつも、コスパ良く旅をしたい方に向いていますよ。

フィジー|円安の影響を受けにくい南国リゾート♪

南国リゾートの「フィジー」も、円安下でも旅行しやすい国のひとつです。現地通貨フィジードルは、米ドルやユーロに比べて円安の影響を受けにくく、滞在費用も比較的リーズナブル!食費や観光費も高くなく、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティも楽しめます。

航空券代が少し高いのがネックですが、滞在費用を考えると、ハワイやヨーロッパ圏などのリゾート地よりも断然コスパ良く旅行が楽しめます。のんびりと自然派リゾートでお得に楽しみたい方に、おすすめの旅先ですよ。

【旅の裏技】円安でも海外旅行を満喫するワンランク上の節約テクニック

ここでは、円安時代でもさらにお得に旅するための“裏技”をご紹介します。知っておくと便利な為替対策や、旅費を抑える時期の選び方など、賢く旅をするコツをチェックしておきましょう。

為替対策はしっかりと!現地通貨の賢い両替法・クレカ利用ポイント

基本的に、空港での両替はレートが悪く、手数料も高め。現地で使う通貨への両替は、市内の銀行や両替所で行うと良いでしょう。SNSやインターネットで検索すると、レートが良い両替所の情報が豊富に出てくるので、事前に調べておくのがおすすめです。ただし、治安の悪そうな場所の両替所は避けましょう。

また、クレジットカードを使用する場合は、為替手数料が低いカードを選ぶことで出費を抑えられます。さらに、海外旅行対応のデビットカードを利用するのも、管理がしやすく安心ですよ。

旅の計画は「オフシーズン」を狙う

旅行費用を抑えるなら、観光客が少ない「オフシーズン」が狙い目です。ゴールデンウィークや年末年始などの連休はもちろん、現地の祝日やイベント時期は避け、平日出発や雨季を選ぶと、航空券や宿泊費がぐっと安くなります。

旅行予約サイトなどを確認しながら、お得に旅行できる時期を見つけてみましょう。

円安でもコツを抑えて海外旅行を楽しもう!

円安だからといって、海外旅行を諦める必要はありません。旅行先や過ごし方、時期を工夫することで、円安時代でもコスパ良く充実した海外旅行にすることが可能です。

本記事で紹介したコツや、おすすめの国を参考に、自分に合ったスタイルで「円安でも楽しめる海外旅行」を実現してみてください。賢く旅をして、海外で最高の思い出をつくりましょう!

  • 記事を書いたライター
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川俣菜摘

栃木県出身大阪在住。Webライター兼、動画編集を行うマルチクリエイター。趣味は旅と音楽で、留学やワーキングホリデー、中南米のバックパッカーも経験。国内30県以上と海外25ヶ国の渡航歴があり、温泉地巡りや沖縄でのダイビング、海外は東南アジアとキューバがお気に入り。アドヴァンスド・オープンウォーターライセンス有。

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