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海外旅行で「持っていけばよかった」と後悔しない!便利アイテム25選

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海外旅行の準備中、「これで足りるかな?」と不安になることはありませんか?旅行経験が豊富な筆者も、旅先で「あれを持っていけばよかった……」と感じた経験が何度もあります。

そんな実体験から、海外旅行での快適度が上がる便利アイテム25個を、元旅行会社販売員でドイツ在住の筆者がピックアップしました。過去に、海外移住を控えた人からの持ち物相談を受けた経験も交えながら、詳しく解説していきます。

最後までチェックして、忘れ物ゼロのストレスフリーな海外旅行を実現しましょう。

目次

日本で準備すると安心!現地で「買えないor品質が不安」なアイテム

海外旅行中、旅先で体調を崩したり、使い慣れない物にストレスを感じたり……。そんな小さな不快感が積もると、せっかくの旅行も台無しになりますよね。現地でも購入できるものはありますが、使い慣れたものの安心感は大きいものです。

ここでは、日本でそろえておくと安心なアイテムを紹介します。

いつもの薬がない不安を避ける「常備薬」

海外でも基本的な薬は手に入りますが、成分や効き方が異なるため、体に合わないことも考えなければいけません。筆者は現地で胃もたれに見舞われて胃腸薬を購入した際、薬が体に合わなかったのか、余計に具合が悪くなった経験があります。

持病がある方はもちろんのこと、鎮痛薬や胃薬、風邪薬などはいつも使っているものを持参しましょう。

現地調達が困難な場合も!「コンタクト用品」

コンタクトレンズや保存液は現地でも購入可能ですが、国によっては日本と同じブランドや度数が見つからないことも。日本とは安全基準が異なるため、国によっては不安を感じるケースもあるでしょう。

コンタクト用品は予備も含め、使い慣れたものを持参すると安心です。

普段の安心感を旅先でも「生理用品」

生理用品は、国によって種類や品質が異なります。筆者の住むドイツではタンポンや経血カップの使用率も高いため、ナプキン派にとっては店舗での選択肢が少ないケースもあります。

加えて、ナプキンの横もれ防止や吸収力など、日本製はやはり優秀です。周期が近い方は、早めに準備しておきましょう。

スマホ周りで後悔しがち!意外と忘れやすいデバイス系アイテム

今や、スマホは旅の生命線です。写真を撮ろうとしたら電池切れ、地図を開こうとしたら圏外……。そういったトラブルはできるだけ避けたいものですよね。そんなデジタル系トラブルを未然に防ぐための必須アイテムを、ここではまとめます。

コンセントの形が違う国、意外と多いんです「変換プラグ」

海外は日本とコンセントの種類が違う国も多く、変換プラグは国によって必須です。その形状はさまざまで、BやC、Oタイプなど、見慣れない形がほとんど。最近はUSBポート付きのホテルもありますが、変換プラグを持参すればより安心でしょう。

旅行する国ごとに購入する方法もありますが、マルチタイプなら複数の国に対応できるため、国によって都度買い足す必要もなくおすすめです。

ベッドから遠いコンセント問題もこれで解決!「長めの充電ケーブル」

海外のホテルによっては、ベッドからコンセントまでが遠く、充電しながらスマホを使うのが難しいこともあります。そのため、2m前後の長めの充電ケーブルを持参すると、ベッド脇やソファからでも充電できて快適。

また、機内や空港の充電スポットでも使用が楽になるため、旅全体で重宝します。

コンセントが足りない問題も解決!「コンパクト電源タップ」

海外対応のコンパクト電源タップは、スマホやカメラ、タブレットなど複数デバイスを同時に充電できる便利なアイテム。USBポート付きだと変換アダプターなしで直接充電できる場合もあり、荷物を減らせますよ。友人や家族との旅行では“充電待ち”を防げるため、特におすすめです。

充電難民にならないために「モバイルバッテリー」

外出中にスマホの充電が切れるのは致命的。特に、地図アプリや翻訳アプリ使用時はバッテリーの消費が早くなりがちです。スマホが必須アイテムともいえる海外旅行では、モバイルバッテリーも忘れず持参したいアイテムでしょう。

なお、筆者は中国での乗り換えの際、現地では規格外とのことでモバイルバッテリーを没収された経験があります。飛行機内持ち込み制限(特に中国系航空会社)に注意し、適切な容量表示があるものを選びましょう。

あるだけで超快適!機内・ホテルで活躍する便利アイテム

日本とは環境が違うからこそ、海外旅行に慣れていない人にとって、機内やホテルは小さな不便が目立ちがちです。ここでは、少しの工夫で快適さが大きく変わる、機内やホテルで活躍するおすすめのアイテムを紹介します。

首をしっかり支えて寝たい人には必須!「ネックピロー」

長時間フライトや夜行バス移動での首や肩の凝り防止のほか、首がガクンと動くことを防止できるネックピロー。熟睡度が格段にアップしますし、空気を抜くタイプなら荷物にもならないため重宝します。

素材や形状によってフィット感が異なるため、事前に試しておくと、旅行中より快適に使えますよ。

機内・ホテルの騒音とサヨナラ「耳栓」

飛行機での隣席の話し声や、ホテルの廊下音をシャットアウトできる耳栓。移動中の仮眠や、早朝便の待機時間にも活躍します。低周波対応、高音域をカットするライブ用耳栓など種類が豊富ですので、好みや用途を考慮し、耳に合うタイプを選びましょう。

まぶしさカットで、どこでも寝られる「アイマスク」

機内の照明や早朝の光を遮断し、眠りの質を上げられるアイマスク。夜行での移動や、時差ボケ対策にも役立ちます。

肌触りのよいシルクや立体型のものなら、長時間着けていても快適です。また、蒸気が出るタイプのアイマスクも、長距離移動時に重宝しますよ。

機内もホテルもこれ1足!「スリッパ」

スリッパは、海外旅行での長距離移動の際、靴を脱いでリラックスしたいときに便利。また、ホテルによってはスリッパが置かれていないことも多いため、1足あれば旅行中ずっと快適です。

使い捨てタイプなら軽量で衛生的、持ち歩きにも便利ですので、ぜひ機内持ち込み手荷物に加えましょう。

軽いのに寒さ対策可能!「ウルトラライトダウン」

飛行機の機内は想像以上に冷えることがあるため、軽量で持ち運びやすいベストタイプのウルトラライトダウンは重宝します。小さく畳めるパッカブル仕様なら、機内持込用バッグの隅に入れておけますよ。

現地で冷え込む季節の朝晩や、冷房の効いた室内でも活躍しますので、渡航先に応じて準備することをおすすめします。

海外の歯磨きセットが合わない問題、地味に多発「携帯用歯ブラシ&歯磨き粉」

海外のホテルではアメニティがなかったり、歯ブラシのヘッドや硬さが合わなかったりします。筆者は大きすぎるヘッドと硬すぎる歯ブラシで、歯茎を切った経験が何度も……。ヨーロッパやアメリカ方面などの長時間フライト中や、到着後すぐのリフレッシュにも使えるため、使いやすい携帯用歯ブラシ&歯磨き粉も持参しておきましょう。

意外と重要!衛生面・トイレ対策に役立つアイテム

トイレや衛生環境は、国ごとに大きな差があります。慣れていないと、不快感やストレスの原因になる場合も。そんなときに頼れる、海外旅行で持参したい衛生&トイレ対策グッズを紹介します。

手が洗えない状況、案外ある「ウェットティッシュ・消毒グッズ」

海外では、レストランや屋台でお手拭きが出ない国も多く、ウェットティッシュは持参しておくと便利。また、手洗い場があっても水だけのことがあるため、除菌シートやジェルも役立つでしょう。手を清潔に保つだけでなく、テーブルやカトラリーを拭くのにも便利です。食事前のほか、観光中のスナック購入時などでも活躍しますよ。

直に座れない問題をスマートに回避「便座シート」

海外旅行中、公共トイレや古い施設では、便座の衛生状態が気になることも。使い捨てタイプの便座シートをサッと敷けば、清潔面の不安を減らせます。

日本の便座シートは薄くて軽く、複数枚まとめて持ち歩けるため、日帰り観光や長時間の移動にも役立ちますよ。

海外のトイレ、想像よりサバイバルです「流せるポケットティッシュ」

海外ではトイレットペーパーが常備されていないだけでなく、備え付けがあっても紙質が粗く、使うのをためらってしまうことも多いです。そこで、流せるポケットティッシュが活躍します。日本製の柔らかさも安心感につながるため、特に女性や子連れ海外旅行では、心強い存在です。

旅のストレスを減らす!あると便利なアイテム

ここでは、海外の旅先で「あってよかった!」と感じるアイテムたちをご紹介します。移動中も観光中も、便利なアイテムを活用することでちょっとした不便を減らせますよ。

冬旅行の救世主!服を半分のサイズにできる「圧縮ポーチ or 圧縮袋」

かさばる冬服やジャケットも、圧縮ポーチを使えばコンパクトに収納することが可能です。荷物が減れば移動しやすく、帰国時にお土産を詰める余裕も生まれます。

サイズや種類を分けて使えば、パッキングの整理整頓にも使えるため便利ですよ。

スーパー、洗濯物、お土産…何かと使える万能選手「折りたたみできるエコバック」

ヨーロッパなどではレジ袋が有料、または提供されないことも。そこで活躍するのが、軽くてたためるエコバッグです。スーパーでの買い物やホテルでのランドリー利用、突発的な荷物増にも対応できるため、重宝するでしょう。デザイン性の高いものなら、そのまま街歩きにも使えて便利です。

現地で買うと高い&デカい&壊れやすい「折りたたみ傘」

急な雨は海外でも日常茶飯事。ただ、傘を現地で買うと大きすぎたり、強風で壊れやすかったりすることがあります。そのため、日本製の軽量で丈夫な折りたたみ傘を持参すれば、移動中や観光中の急な雨対策に役立ちます。

ただし、折りたたみ傘を手荷物で持参すると、入念に調べられる場合も。現地の保安検査場で時間を取られないためにも、折りたたみ傘は預け荷物に入れておくと安心です

現地の味に疲れたら、やっぱりコレ「日本の食べ物やお菓子」

長期滞在や海外特有の食事が続くと、ふと日本の味が恋しくなることも。かさばらない小分けのお菓子や、お湯があればつくれるカップラーメンや即席みそ汁は、旅先でのホッとする時間をつくってくれます。インスタント類を持参するときは、割り箸を忘れずに。

ネットに接続できない”が最大のストレスになる前に「ポケットWi-Fi or eSIM」

今や、ネット環境は現代の旅に必須です。出国前にポケットWi-FiやeSIMの事前契約・設定を済ませておけば、到着直後からネットが使えるため、ストレスフリーな旅行が始められるでしょう。複数人でシェアするならポケットWi-Fi、個人利用なら事前設定でき嵩張らないeSIMがおすすめですよ。

旅行好きが重宝!旅慣れた人がこっそり持っていくアイテム

必須ではないけれど、一度使うと手放せなくなる旅行好きが重宝する“上級者グッズ”。ここからは、筆者の経験も踏まえながら旅慣れた人がこっそり持っていくアイテムを紹介します。あなたのライフスタイルにあわせて、持参するかどうかの参考にしてみてください。

“よく寝る”ことにつながる「パジャマ」

普段からパジャマで就寝している人は、海外旅行にも持参しておくと安心です。ホテルの寝巻きは肌触りやサイズが合わないことがあり、人によっては熟睡の妨げになるケースがあります。

軽量で快適なパジャマや、部屋着としても使えるTシャツと短パンを持参すれば、旅行中の疲れの取れ方も変わるでしょう。

仕分けや応急処置に。地味だけど万能「マスキングテープ」

荷物の仕分けや一時的なラベル付け、緩んだコンセントの固定、スーツケースの目印作りなど、マスキングテープの使い道は多彩。軽くてかさばらず手でちぎれるので、ハサミがなくても手軽に使えます。柄入りを選べば、旅気分もアップしますよ!

旅で感じるニオイが気になる人へ「乾燥機用シート(柔軟剤シート)」

乾燥機用シート(柔軟剤シート)は、スーツケースやホテルのクローゼットに忍ばせておくと、衣類や荷物、部屋の気になるニオイを防いでくれます。

香り付きでリフレッシュできますが、香りが強すぎると、ほかのアイテムに移ることも。持参する際は、ジップロックに入れるなど工夫しましょう。

タビナカだけじゃない!タビアトにも重宝「洗濯ネット」

洗濯ネットは、滞在中は洗濯物入れとして、帰国後はそのまま洗濯機に投入できる便利アイテムとして使えます。現地の洗濯機を利用する時も、お気に入りの衣類を守りながら洗えますよ。また、緩衝材や小物入れの代わりにもなるため、複数枚あると整理整頓にも役立ちます。

忘れ物を防ぐ!旅行前にできる3つの対策

どんなに便利なグッズを知っていても、海外旅行で忘れてしまうと意味がありません。ここでは、シンプルだけど効果のある、忘れ物防止策を3つお伝えします。

  • チェックリストを作成する
  • 事前パッキングを心掛ける
  • 出発前夜に荷物を見直す

チェックリストは紙やスマホメモで項目化し、過去の旅の反省も反映させましょう。出発3日前までに荷造りを終えておけば、不足品も余裕を持って買い足せます。

旅行前夜は、必ずスーツケース内と手荷物の再確認を。液体や電池など持ち込み制限のある物をチェックすると、安心して出発できます。

海外旅行で「持っていけばよかった」と後悔しないために準備を!

海外旅行では、事前にどのくらい準備できるかが旅の快適さを左右します。日本では当たり前に手に入る物が、現地では見つからないことも多いです。ぜひ本記事を参考に、必要なアイテムをそろえてみてください。

次の旅は「持っていけばよかった!」が「準備しておいてよかった!」に変わるよう、持ち物チェックリストを整えて、出発に備えましょう。

  • 記事を書いたライター
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あさひなペコ

ドイツ・カッセルに住み、マイペースに活動する大学院生x在宅ワーカー。ドイツ語歴15年以上、元旅行販売員&元添乗員です!現在はカッセル大学院で修士号「歴史と公共(GÖff)」に挑戦中。そのかたわら、Webライター/編集業や、ドイツガイドとしても活動。寒いのが嫌いなウィンタースポーツ好き。こう見えて一児のママ。

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