尾道駅舎にホテル、13日オープン 1年9カ月ぶりテナント全面再開

菅野みゆき
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 【広島】新型コロナウイルス感染拡大の影響で空きスペースとなっていたJR尾道駅舎2階部分が今月13日、ホテルとして再オープンする。1階の店舗も今月中の開業が予定されており、同駅テナントの全面的な営業は1年9カ月ぶりとなる。

 開業するのは「ホテルビーコンおのみち」。福山市鞆町でホテル鴎風亭などを経営する鞆スコレ・コーポレーションのグループ会社が準備を進めていた。ビーコンには「のろし」の意味があり、尾道の魅力を発信していくという思いを込めて名付けられた。

 自転車が持ち込める部屋や、「映画のまち・尾道」にちなんでホームシアターが付いた部屋など計16室あり、定員は41人。レストランのほか、リモートワークに対応したラウンジや、貸し切り風呂、個室サウナなどの設備もある。すでに予約を開始している。

 1階にも新たに、地元産のかんきつ類を使ったジュースやビールなどが楽しめる「カンキツスタンド オレンジ」が今月中に開店する予定だ。

 尾道駅舎は2019年3月にリニューアルして開業。2階には別の宿泊施設が入居していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで、20年秋からテナントが次々と撤退していた。(菅野みゆき)

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