ルフトハンザドイツ航空は2023年夏から、世界最大の旅客機・エアバスA380型を再稼働させる方針を発表しました。旅客需要が急激に増加していること、発注済みの航空機の納入が遅れていることを受けた判断です。再稼働させる機数、投入路線は今後、改めて発表されます。
コロナ前、ルフトハンザは14機のA380を保有していました。このうち6機はすでに売却済み、8機はスペイン・テルエルに長期保管されています。今後、保管されている8機のうち何機を再稼働させるか注目です。
ルフトハンザはA380の再稼働以外にも、超大型機の機材計画の方針を転換しています。2021年退役を予定していたボーイング747-400型は2021年10月には再稼働させ、日本路線に投入しています。747-400再稼働は、旅客需要の急増、発注済みの777-9の納入遅れへの対応が理由でした。