ユナイテッド航空、東京/成田〜サイパン線を9/1開設 マリアナ政府観光局などと日本人誘致

ユナイテッド航空(ボーイング737-800型機)

ユナイテッド航空は、東京/成田〜サイパン線を9月1日から週3便で開設すると発表した。

マリアナ政府観光局と政府機関が共同で実施する、観光復興に向けた投資計画の一環で、アメリカ自治領公安局(CPA)の支援によって就航が実現した。これにより、サイパンやテニアン、ロタへの日本人観光客の誘致を本格化する。機材はビジネスクラス16席、エコノミークラス150席の計166席を配置した、ボーイング737-800型機を使用する。

東京/成田〜サイパン線は、デルタ航空が2018年5月に撤退し、一時的に運航便がなくなっていたものの、スカイマークが2019年11月に、唯一の国際線として同路線を開設。新型コロナウイルスの影響で、2020年3月25日を最後に運休が続いている。

ユナイテッド航空のサム・シノハラ アジア太平洋地区空港担当マネジングディレクターは、「サイパンに再度日本人観光客を呼び戻すという力強いビジョンをお持ちの北マリアナ諸島のラルフ・トーレス知事、彼の政権スタッフ、そしてマリアナ政府観光局の皆様を称賛したいと思います。ユナイテッド航空の日本における営業チームは、マリアナ政府観光局と一丸となって、サイパンへの送客に邁進してまいります。この9月から新たに成田〜サイパン便を就航できることを楽しみにしております」と期待を示した。

マリアナ政府観光局のプリセラ・ヤコポ局長も、「ユナイテッド航空とのパートナーシップのもと、日本市場を再開できることを大変嬉しく思います。日本市場は、歴史的に北マリアナ諸島の観光の原点であり、現在も重要なマーケットです。日本政府による渡航制限の緩和が進み、多くの日本人が旅行再開を熱望しています。この夏以降、休暇を過ごすために日本からサイパン、テニアン、ロタを訪れる観光客の皆様をお迎えできることを心から楽しみにしています」と歓迎した。マリアナ政府観光局では、旅行業界向けのセミナー&ウェビナーの開催や、メディアやインフルエンサーファムツアーの実施、マーケティング活動を進める。

■ダイヤ
UA825 東京/成田(21:25)〜サイパン(02:00+1)/火・木・土
UA824 サイパン(07:00)〜東京/成田(09:35)/月・水・金

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