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関西空港に拠点を置く格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは、6月1日から国内線が1か月間乗り放題となる専用パス110枚の抽選販売に、約6万人の応募があったことを明らかにした。競争倍率は500倍を超え、昨年12月の応募を大幅に上回る人気ぶりに、担当者は「全国的に旅行機運が高まってきた」と話す。
販売する「ホーダイパス」は、関空―那覇や関空―新千歳など国内全33路線が対象。価格は座席指定の有無などに応じて1万~3万9800円(いずれも税込み)に設定した。通常の運賃で最も高いのは、新千歳―那覇間(片道税別7990円~5万1990円)。今月18~23日の応募期間中、インターネット上では「毎週旅行に行ける」などの投稿が相次いだ。26日に特設サイトで当選者を発表する。
ホーダイパスはコロナ禍の昨年10月、先着150枚限定で初めて売り出した。12月の第2弾では、九州を発着する国内13路線を対象に150枚を抽選販売し、約1万5000件の応募があった。当選者にはパスを使って50回以上利用した乗客もいたという。