ワシントンホテル、最終損益が32億円の赤字 22年3月期
ワシントンホテルが13日発表した2022年3月期の単独決算は最終損益が32億円の赤字(前年同期は75億円の赤字)だった。新型コロナウイルス禍で出張や観光に伴う宿泊客が大幅に減った。売上高は85億円だった。子会社の清算で同期から単独決算に移行したため単純比較できないが、連結決算だった前の期の売上高は47億円だった。
23年3月期の売上高は前期比68%増の143億円、最終損益は7億円の赤字を見込んでいる。内田和男社長は「客室稼働率は徐々に回復しているところで、23年3月期の第4四半期には(コロナ前の稼働率の)8割くらいに回復する見込みだ」と述べた。