ANA国内線、6月の運航率92% 夏のレジャー需要拡大に向け準備

ANA国内線、6月の運航率92% 夏のレジャー需要拡大に向け準備

ニュース画像 1枚目:K&Kさん 2022年5月4日撮影 JA803A ボーイング787-8 ドリームライナー 全日空
© FlyTeam K&Kさん
K&Kさん 2022年5月4日撮影 JA803A ボーイング787-8 ドリームライナー 全日空

全日空(ANA)は2022年6月1日(水)~6月30日(木)まで、国内線で21,141便を運航、計977便を運休・減便します。コロナ前の2020年度計画比で運航率は92%になります。ANAの運航率は5月に90%でしたが、さらに運航便数を拡大し、2022年1月以来の運航率になります。

羽田発着で運休・減便が発生する路線は、岩国、鳥取、大館能代、宮崎、佐賀、那覇、秋田、庄内、米子、徳島線の計10路線です。秋田、庄内、米子、徳島線は減便が1便にとどまっています。最も運休・減便数の多い岩国線でも44便で、1日1〜2便程度に収まっています。

ANAは、国内線で夏ごろから需要が増加すると見込んでいます。4月末の決算発表にあわせ、国内線の状況についてビジネス需要が先行して回復、夏場以降にレジャー需要も増加すると予想しています。これを受け、国内線で大型機のボーイング777型を運航再開する計画で、6月は便数を2020年度計画に近づける取り組みとなります。

■ANA2020年度計画比の運航率
2022年6月:92%
2022年5月:90%
2022年4月:87%
2022年3月:88%
2022年2月:75%
2022年1月:92%
2021年12月:86%
2021年11月:74%
2021年10月:63%
2021年9月:63%
2021年8月:64%
2021年7月:50%
2021年6月:51%
2021年5月:49%

期日: 2022/06/01 〜 2022/06/30
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