エミレーツ航空は5月9日、プレミアムエコノミーのサービスについての詳細とともに6月1日から販売を開始することを発表した。

プレミアムエコノミークラスの提供は中東の航空会社としては唯一で、昨年1月に初めて導入して以降、非常に大きな評価と需要を得ているといい、現在は6機のA380のみに搭載しているが今年11月には67機のA380と53機のB777で導入予定。座席配列はA380では2-4-2で56席、B777では最大24席を設置する。


プレミアムエコノミークラスの旅客には、専用のチェックインエリアを用意するほか、レザーシートを備える座席はビジネスクラスと同様のウッドパネル仕上げを採用。6方向に調節可能なヘッドレストも設置した。幅は19.5インチでリクライニング幅も8インチとし、専用のブランケットや枕、アメニティキットも提供。個人用モニターは13.3インチとした。

さらに機内ではウェルカムドリンクを供するほか機内食では陶器やステンレス製カトラリーを使用。ドリンクメニューもプレミアムワインやシャンドンのスパークリングワインなどを搭載する。