3月の外国人の新規入国 水際対策緩和で2月に比べ9倍余増加

新型コロナウイルスの水際対策の緩和に伴い、先月、新たに日本に入国した外国人はおよそ4万8000人となり、前の月に比べて9倍余りに増えました。

政府は、オミクロン株への対策として、去年11月から強化していた水際対策を、先月1日から緩和し、観光を除く外国人の新規入国が、およそ3か月ぶりに再開されました。

これに伴い、出入国在留管理庁が発表した速報値によりますと、先月、新たに日本に入国した外国人は4万8418人となり、前の月に比べて9倍余りに増えました。
在留資格別では、
▽留学が1万4810人と最も多く、
次いで、
▽技能実習が1万163人
▽短期滞在が6522人などとなっています。

一方、
▽再入国した外国人は3万4037人で、
▽日本人の帰国者は9万389人となりました。