JAL機の部品配した特別ルーム 宿泊プランを販売へ 東京ベイ東急ホテルと協力4月28日から販売

» 2022年04月04日 14時50分 公開
[ITmedia]

 航空大手の日本航空(JAL)は、東京ベイ東急ホテル(千葉県浦安市)と協力し、退役する航空機の部品をホテルの一室にあしらったコンセプトルーム「ウイングルーム」を新たにつくり、4月28日から宿泊プランを販売すると発表した。部品の再利用を通じて、廃棄物を削減するのが狙い。

JAL機の部品を配した「ウイングルーム」のイメージ図(リリースより、以下同)

 ウイングルームは、東京ベイ東急ホテル10階に1室を設置。定員2人、広さ43平方メートルで、価格は1人6600円〜(2人1万3200円〜)に設定した。販売期間は2023年4月25日まで。

 室内には航空機シートや窓枠パネル、カーペット、ミールカート、エンジンブレードなどを配置する。国際線アメニティやオリジナル宿泊証明書の提供も予定している。

ウイングルームを設置する東京ベイ東急ホテル

 JALグループは21年10月から、廃棄される航空機の部品を生かした商品の販売を開始。廃棄物の削減などを目的としており、これまでに救命胴衣やシートカバーの廃材をリメイクしたポーチなどを販売した実績がある。

JALと東京ベイ東急ホテルが協力しウイングルームが実現した

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